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プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

見通し立たず

コロナウィルスの騒ぎで、多くのコンサートが中止になっています。僕も3月だけで3つ。ビオンディ指揮のバロックオペラ「シッラ」、中村恵理リサイタル、新国立劇場の「コジ・ファン・トゥッテ」です。3月16日の東フィルのプレトニョフ指揮の「我が祖国」全曲はやるみたいですね。

しかし、出演を予定していた歌手や演奏者の方々、本当に気の毒です。特にオペラは長い時間をかけて準備してきたはずですので。

そして、僕は6月にザルツブルグの音楽祭とパリに行く予定で、もうオペラとバレエ6公演のチケット取っているんですが、ヨーロッパに行けるのかなぁ。行けたとしても帰ってこられるのかなぁ。なかばあきらめています。

早く、まともな状況に戻って欲しいですが、やはり特効薬とワクチンが出来るまでは難しいでしょうね。
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イタリア歌劇場での公演中止

もう、皆さんに情報が入っていると思いますが、イタリア北部での新型コロナウィルス患者発生のため、ミラノのスカラ座、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ歌劇場が公演を当面中止することになりました。僕の周りでもスカラ座の仮面舞踏会のチケットを取っていた人が何人かいて、がっかりしています。しかし、ついこの前まで、「対岸の火事」と見ていたイタリア人からすると、いっぺんに200人以上の患者が出て来て相当警戒感を持っていると思います。僕は、6月に、パリ、ザルツブルグ、パレルモにオペラを見に行く予定で、もうチケットもフライトもホテルも押さえてあるのですが、本当に行けるのかなぁと思い始めています。

日本でもスポーツや音楽イベントを中心に、興行の中止が相次いでいますが、オペラやコンサートではなぜかそういう話は出ていません。個人的にはチケットを取っている公演が流れるのは嫌ですが、オペラの客層が高齢者が多いことも考えると、国立の劇場などはそろそろ真剣に考えないといけない時期なのではないかと思います。

と、書いてから3時間したら、新国立劇場も主催公演の中止が発表になりました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-02260201-sph-ent

今年後半の観劇予定

まだまだ梅雨は明けそうにありませんねー。

今年後半の観劇予定をリストアップしてみました。

7月
東フィル定期公演 チョン・ミョンフン指揮 シベリウスヴァイオリン協奏曲
新国立     トゥーランドット(新制作、リューが中村理恵)

8月
サントリーホール 小菅優、樫本大進コンサート モーツァルト ピアノとヴァイオリンのためのソナタ

9月
オーチャード カルミナ・ブラーナ バッティストーニ指揮 K-Ballet Company
新国立 ランスへの旅 藤原歌劇団 園田隆一郎指揮

10月
新国立 オネーギン
リスボン トッキーニョリサイタル(ブラジルの歌手)
パルマ王立歌劇場 ガラ・ヴェルディ レオヌッチ&イリーナ・ルング (ヌッチの見納めかも…)
パルマ王立歌劇場  二人のフォスカリ
パルマ王立歌劇場 ルイーザ・ミラー パルマ
パルマ王立歌劇場 ナブッコ
東フィル定期公演 プレトニョフ指揮 ビゼー交響曲第一番
新国立バレエ ロミオとジュリエット

11月
東フィル定期公演 ケンショウワタナベ指揮 ラヴェル、マーラー

12月
オペラシティ ファン・ディエゴ・フローレスリサイタル)

半年で14公演と、いつもよりだいぶ少ないのですが、今年は、 10月にパルマまで遠征するのです。ですので、ロイヤルオペラとトリエステ歌劇場の来日公演はあきらめました。パルマも5日連続の観劇になるので、体力的に持つかどうか、、後半の2演目はまだチケット取っていません。ヌッチのガラ公演は幸運にもチケットが直で取れました。彼も来年78歳!聴けるうちに聴いておこうというわけです。
あとは、バレエのカルミナブラーナをバッティストーニが指揮するのも楽しみです。そして12月のフローレス、ちゃんと来てくれるかどうかちょっと心配ですね。

とりあえず、ご報告

大野和士講演会&ミニコンサート

 4月14日土曜日の夜に、内幸町ホールで、ヴェルディ協会主催のマエストロ大野和士氏の講演会が行われました。僕は、協会のスタッフとしてこのイベントの準備をしていたので事前に知っていたのですが、当日のお客様へのサプライズとして、なんと、ソプラノの中村恵理さんが、バリトンの原田圭さんと一緒に出演し歌ってくれたのです。色々と理由が(大人の、、、)あって、前もって発表できなかったのですが、180名の小ホールで、大野マエストロのピアノで、今や世界的ソプラノの名花である中村恵理さんの歌を聴けるなんて、なんて贅沢でしょう。

 大野さんの語りのおもしろさには定評があり、僕もリヨン歌劇場来日の際のマエストロの講演会で、語る、弾く、歌う、寝そべる(!)の大熱演に引き込まれた思い出があります。この日も、大野さんのヴェルディ愛がステージに溢れていました。ヴェルディが同じ時代のワーグナーと違い、あくまで人間をテーマにし、その思いや悩みを音楽にしていく、その過程を「ラ・トラヴィアータ」と「リゴレット」を例に挙げて説明してくれました。

Follie…follie…delirio vano e questo(馬鹿げているわ、むなしい妄想よ、これは)の有名なフレーズを中村さんが歌ったあとに、これが、藤圭子の「新宿の女」の「馬鹿だなぁ、馬鹿だなぁ、だまされちゃって」と同じ想いと状況をあらわしていて、しかも、長調から短調に移るのも同じだというのを、これも大野さん自身が歌いながら説明されました。会場は笑いに包まれました。

リゴレットの方では、ジルダの一幕目の「私のお父さん...:という呼びかけと2幕目の同じ父への呼びかけの歌い方の違い、2幕目ではもう父の可愛いジルダではなくなっている娘の声になるという、その違いを中村さんが歌ってくれました。

その他、ジルダの八分休符のスタッカートとヴィオレッタのそれとの違いなども、わかりやすくお話しくださいました。いやぁ、おもしろかった。休憩なしの1時間50分、聴衆は魅了されました。

このイベント、ヴェルディ協会員は入場料無料です。6月19日にはイタリア会館で、バーリ歌劇場とともに来日する、指揮者ビザンティとバリトンのガザーレのトークショーがあります。これも会員無料で、多分、ガザーレさんは歌ってくれることでしょう。これを機会にヴェルディ協会入会をご検討ください。一般会員、年会費は¥10,000-です。

ヴェルディ協会ホームページ

2018年前半の観劇予定

今年もついに大晦日。大掃除、年賀状投函などの用もすべて終わり、今日は、愛用のMacBook 12インチを、新しい外付けのモニタにつないだり、新しいOS(High Sierra)にアップデートしたりしています。

今年は40数公演に行きましたが、来年も多分そんなペースになるでしょう。2018年前半で、今のところ行くつもりの公演は下記の通り。1月の「ナヴァラの娘」だけ、都合が付くかわからないので、チケットを取っていませんが、あとは取りました。ちょっと苦労したのが、3月のミラノスカラ座での2公演、「オルフェオとエフリディーチェ」と「シモン・ボッカネグラ」でした。特にオルフェオのほうは、フローレスが歌い、マリオッティが指揮をするということで、ネットではあっという間に売り切れることが予想され、日本時間の午後8時過ぎにつながった時点で2/3くらいは売り切れていましたが、なんとか席を確保。その翌日の公演のシモンもけっこうな人気。ヌッチ、サルトリ、ベロセルスキー、そして、この役でデビューだと思います、ストヤノヴァのアメーリア。で、指揮がミョンフン!シモン好きの僕としては、今から興奮してしまいます。ただ、2月のミラノ、パリは寒いでしょうね。

3月は良い公演が目白押し。7公演もチケット取ってしまいました。バッティストーニと小曽根真の競演というのも楽しみですね。東フィルの会員も4年目にはいり、自分の「居場所」という感じがしてきました。新国立では、「フィデリオ」が楽しみです。実は、これ生で見た事がないのです。そして、6月のイタリアバーリ歌劇場の“イル・トロヴァトーレ”。フリットリとメーリ!という素晴らしい組み合わせ。降板がないことを祈るばかりです。

ということで、来年が楽しみです。今年は、この素人ブログをお読み頂き有り難うございました。来年も、どうぞよろしくお願いを致します。

1月 東フィル、ミョンフン指揮 “ジュピター他” オペラシティ
ナヴァラの娘、道化師(藤原歌劇団) 文化会館

2月 ハンブルグバレエ椿姫 文化会館
ハンブルグガラ公演 文化会館
樫本大進、パーヴォ・ヤルヴィ(サンサーンス) NHKホール
東フィル、プレトニョフ指揮、シベリウス他 オペラシティ

3月 オネーギン(バレエ) オペラ座
オルフェオとエウリディーチェ スカラ座
シモン・ボッカネグラ スカラ座
東フィル、バッティストーニ、小曽根真 オペラシティ
ホフマン物語 新国立
コルチャックリサイタル オペラシティ
ノルマ オーチャード

4月 アイーダ 新国立

5月 アルチーナ 二期会

6月 フィデリオ 新国立
イル・トロヴァトーレ(バーリ歌劇場、フリットリ) 東京文化会館