プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ハーゲン弦楽四重奏団 at 浜離宮朝日ホール

2年ぶりのハーゲン弦楽四重奏団。前回はフィリアホールでラヴェルの弦楽四重奏。今回は、朝日新聞本社内の浜離宮朝日ホールに初めて行きました。トッパンホールや紀尾井ホールに似た感じで、音が過度に響かず、自然で良い音響でした。

このハーゲン弦楽四重奏団、兄弟親戚でやっていて、CDはもっぱらベートーヴェンの四重奏が多いだけど、今回の目当てはドビュッシー。非常に良かったです。彼ら独特のちょっと重い、だけども、楽楽器の音が明確に個性を持って響き合う(これがまた素晴らしい楽器ばかり!、こう言っては失礼だが、楽器の魅力もこの楽団の魅力の3-4割はあります)のが、特に生演奏を聴く価値のある楽団だと思います。(そんなに室内楽団聞いてないけど)

特に第4楽章の最後、短調から長調に転じて終わるドラマ性と少し長く響く第1バイオリン、感動しました。

アンコール2曲あり、その最初が、僕が室内楽では最も好きな"ラヴェル”の第一楽章。チューニングの時に、すぐに「出た!」とわかりました。ただ、入りの部分がやや音が曇っていたのが残念。これ、アンコール曲としては難しいのではないかと思って、多分ピチカードの第2楽章になると思っていたので、もうけた気分。もしやらなかったら、今日、ラヴェル、モーツァルト、ドヴォルザークの曲目でやる公演に行こうかと思っていました。

室内楽、ひさしぶりに行くといいねえ。僕はラヴェル、ドビュッシーの弦楽四重奏大好きですが、なにせフランスには弦楽四重奏はあとフランクのを入れ3つしか作曲されていないそうです。

あとは、ボッケリーニが大好きなので、これからはボッケリーニ(の公演を探そう。でも、このイタリア人のバロック作曲家、同時代のモーツァルト、ハイドンに隠れてしまって、30年の短い生涯の中でずいぶんと曲を作った割には演奏されません。カザルスはバッハの無伴奏で有名ですが、彼のベストはボッケリーニのチェロ協奏曲第6番だと、個人的には思ってます。話脱線。。
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フラメンコ

9月21日、逗子のなぎさホールで”滝沢恵”、"ダビ・ラインフィエスタ”のブラメンコの発表会に行ってきました。発表会と言っても、ちゃんと2,500円取るだけあって、素晴らしいものでした。

http://www.estudio-elcamino.com/

最近逗子も捨てたものではない。今月は小菅優も来ますし。

ところで僕の今年第4四半期から来年初めにかけての観劇予定、チケット入手済のものは次の通りです。

2008.9.29 ハーゲン四重奏団 浜離宮朝日ホール(ドビュッシーなど)
2008.10.8 仮面舞踏会ソフィア歌劇場 文化会館(これもあまり日本ではやらないヴェルディの、グランドオペラ。かなり期待しています。
2008.10.11 夢遊病の女 テアトロ ジーリオショウワ
2008.10.13 小菅優ピアノリサイタル なぎさホール
2008.10.26 カルメン 横須賀芸術劇場(ドマシェンコ出るのか!期待)
2008.11.4 ロベルト・デヴェリュー 文化会館(グルベローヴァのホールオペラ)
2008.11.30 ゲヴァントハウス なぎさホール
2008.12.7 ドン・ジョヴァンニ 新国立
2008.12.10 ボリショイ・バレエ明るい小川 文化会館(切符当たりました)
2009.1.5   新国立GALA
2008.1.13 ベルリンフィル八重奏団オペラシティ
2009.1.31 こうもり 新国立
2008.2.15 ライモンダ 新国立
2009.3.15 ラインの黄金 新国立
2009.4.12 ワルキューレ 新国立


シモン・ボッカネグラ at サンフランシスコオペラ

2008.9.9Simon Boccanegra: Dmitri HvorostovskySan Francisco Opera

夢にまでみた「シモン・ボッカネグラ」をサンフランシスコまで行って見てきました。アバドが癌から立ち直ってスカラ座でやった”シモン”をDVDで見てから、なんとか日本でやらないかと心待ちにしていましたが、こういう地味(とは思わないのだけど)なのはなかなかやらないですね。そこで見つけたのが、シモンをディミートリー・ホロストフスキー、シモンの娘(とあとでわかる)アメーリアをバルバラ・フリットリでやるというもの。ただしサンフランシスコオペラで。しかし場所も考えずに席を取ってしまいました。結局、バルバラ・フリットリは僕の行った日には出なかったのですが、代わりのアナマリア・マルティネスもやや声量不足(なにせシモンがものすごい声量なんで)ではありましたが、表現力と演技は素晴らしかった。ディミートリー・ホロストフスキーは、その美声だけでも聞き物。決して声の質からするとヴェルディバリトンではなく、バスに近い声域ですが、とにかくものすごく気持ちを込めてやっているのが伝わります。最近ヴェルディに入れ込んでいるようです。アメーリアの恋人役アドルノのマーカスハドックも、シモンの敵役のフィエスコのバリトンも聴き応えがあったが、ほとんど序曲とは言えないくらい短い、プレリュードのあと、すぐに立ち上がるパオロの声に、個性が足らずオペラのがちょっと物足りない感じ。この人はあとで裏切るので、スタイルのある声がほしいのです。

それと、好き嫌いあると思うが、オケがかなり強い音を出していて、これはあきらかに指揮者のDonald Runniclesの意向と思いますが、ちょっとショルティの仮面舞踏会みたいな感じがあった。良く言えば迫力があったと言えるし、悪く言うと「知性」を感じさせないという面があった。

このシモン・ボッカネグラの、人間以外の主人公は、リグリア海というイタリアの海だと思うのですが、スカラ座ではこれをブルーのバックで美しく、抽象的に表現していたが、今回のサンフランシスコは砂浜と遠くの海と空で表していた。サンフランシスコ・オペラは舞台も奥行きが深く、本当の砂浜の上で演じられているような、シモンらしい普遍感というか、安定感があった。

2階1列目、ど真ん中の最高の席で200ドル。20ドルは寄付にしました。これも安い。アメリカのオペラ、お値打ちです。f0148711_2038516.jpg

ロサンジェルスオペラ”三部作”プッチーニ

008.9.6
プッチーニもあまり作品の多く無い作曲家だが、その中でも、この「3部作”Il Trittico”」がまとめて一度に上演されることは日本ではあまりなさそうだ。メトロポリタンでは毎年のようにやっているようだけど。アメリカ人好みなのかしら?

というわけで、9月に渡米した際に、たまたまロサンジェルスオペラでやっていたので、切符取りました。日本で言えばA席で98ドル!安い! 

第3部の「ジャンニ・スキッキ」は良く知られた演目ですが、第1部の「外套」第2部の「修道女アンジェリカ」は一体どんな話なのか知らないので、前もってDVDを買って見ておきました。
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しかし、外套もアンジェリカも暗い話だこと!! ジャンニ・スキッキが喜劇だというのに、1部、2部は怪談に近い。特にアンジェリカは話もたいくつで結局、20分見ると寝てしまうということで、ロサンジェルス着

LAオペラは、シーズンオープニングということもあり、シャンパン飲み放題。僕は残念ながら飲めませんでしたが、シャンパン3杯飲んだらそれだけで元が取れます!

ロサンジェルス市民も、LAオペラは二流とか言いますが、たしかに聴衆は愛すべき二流で、序曲の最中に幕が開いただけで拍手するし、曲が終わって無くても拍手。懐中電灯でパラパラとパンフを見ている人はいるし(さすがに注意されていた)、、そういう人がシャンパンしこたま飲んでいるので、正直たまったもんではないという感じありますが、さすがに芸術監督のプラシド・ドミンゴの意志とセンスが隅々まで行き届いているという感じがあり、舞台は一流でした。

特に、たいくつと思った「修道女アンジェリカ」のソプラノ Sondra Radvanovskyが背筋がぞくぞくするほど素晴らしかった。涙が止まらなくなりました。この地味な演目の最後にスタンディングオベーション。オペラ聴衆としては二流の皆さん、でもさすがハリウッドで目も耳も肥えていると思いました。とにかく良かったです。第1部「外套」のアニヤ・カンペ、サルバトーレ・リチトーラ(こんな二人が出るとは思わなかった!)も素晴らしく、この2作は望外。ジェームス・コンロンの指揮も品格あり良かったです。


が、ウディアレン演出のジャンニスキッキはただのドタバタ劇で、演技指導のなされた様子もうかがえず、おまけに観客の馬鹿笑いでせっかく音楽も聞こえず、耐えられず途中退出。歌手は良かったのに残念。

しかしアンジェリカだけでグレードは”S"をつけます。

LAオペラ応援します。(と言ってもしょっちゅう行けないが)

マリア・ストゥアルダ

2008.8.30

たまたまNHKハイビジョンつけたら、珍しいドニゼッティの”マリア・ストゥアルダ”が始まるところでした。ドニゼッティの最高傑作と言う人も多いのですが、なかなか上演されることが少ない。イングランド女王とスコットランド女王の因縁の対決という、単純なストーリーだが、曲とストーリーの緊張感が素晴らしい。

チャンネル回したらいきなり始まったので、どこの歌劇場かと思ったらスカラ座!

 【出演】
              アンナ・カテリーナ・アントナッチ
                   マリエルラ・デヴィーア
                    パオラ・ガルディーナ
                   フランチェスコ・メーリ
                  シモーネ・アルベルギーニ
                    ピエロ・テラノーヴァ
                            ほか

ということでした。毎週スカラ座から中継やってくれぇい!!

またまた、椿姫、ラ・トラヴィアータ藤原歌劇

2008.8.27
椿姫藤原歌劇 初めてのテアトロ ジーリオショウワでの観劇。百合ヶ丘の昭和音楽大学にあります。藤原歌劇はコンビチュニー演出の”皇帝ティトの慈悲”以来数年ぶり。結果:正直なことを書くとサイト管理者から削除されそうなので、何も書きません。

ちなみに、ホールは素晴らしかったので、10月に音大主催のドニゼッティ「夢遊病の女」のチケット取りました。

トッパンホール"オペラアリアのゆうべ”

2008.7.31
初めてトッパンホール行きました。堀内康男、樋口達也、大村博美の出演。

とにかく好きな曲ばかりなんで、もう1時間も前についてしまった。3人とも良かったです。が、堀内康男のファルスタッフ「これは夢か?まことか?」が本当に素晴らしかった。昨年の新国立の時に堀内康男のアズモナーロが素晴らしくて、本当にベルディバリトンだなぁと感激しましたが、今日もまたその印象を強くしました。声量のもっと多い人もいるとは思いますが、カルロ・グェルフィとならぶくらいの現在最高のヴェルディバリトンではないでしょうか? 
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今日の曲目

モーツァルト:《コジ・ファン・トゥッテ》~女よ、君らはよく浮気をする(グリエルモ)
ヴェルディ:《仮面舞踏会》~永久に君を失えば(グスターヴォ)
チレア:《アンドリアーナ・ルクヴルール》~私は芸術の卑しい下僕(アドリアーナ)
ヴェルディ:《ファルスタッフ》~これは夢か?まことか?(フォード)
ヴェルディ:《オテロ》~柳の歌…アヴェ・マリア(デスデモーナ)
ヴェルディ:オペラ《ドン・カルロ》~われらの胸に友情を(ロドリーゴ&カルロ)
プッチーニ: 《蝶々夫人》~
 〈愛の二重唱〉かわいがってくださいね(蝶々&ピンカートン)
 〈手紙の二重唱〉さあ私たちの話です。ごいっしょに手紙を読みましょう?(蝶々&シャープレス)
プッチーニ:《妖精ヴィルリ》~あの幸せに満ちた日に帰してくれ(ロベルト)
プッチーニ:《トスカ》~なるほど、私は金で動く男かもしれぬ(スカルピア)
プッチーニ: 《ラ・ボエーム》~
 〈ミミの別れ〉さようなら、あなたの愛の呼ぶ声に(ミミ)
 もう帰らないミミ(ロドルフォ&マルチェッロ)
ヴェルディ:《トロヴァトーレ》~ごらんなさい。あなたの足もとに流す苦い涙が(レオノーラ&伯爵) 

海賊 アメリカン・バレエ・シアター

2008.7.19
7月はすでにロイヤルバレエ2回行っていたので、ABTはあきらめてましたが、突然、知人の、こちらはバレエのほうの師匠のおねえさんから、「切符が余った!」との連絡あり、アンヘル・コレーラが、怪我のため、なんとホセ・カレーニョが来る。しかも、もう見られるかわからんニーナ・アナニアシヴィリと踊るということで、すぐチケット買いました。

良かったです。ホセ・カレーニョは最初に全幕もので見たのが2004年か5年のライモンダで、フリオ・ボッカか誰かの代役で、とても調子悪かったので、どうもイメージ悪かったのですが、一昨年のタマラ・ロホとのドンキホーテで、こりゃすごい!自分が回る(フェッテって言うんでしょーか?)時、最後の回転の終わり方が、まるでリニアモーターというか、正確に回転が落ちていく、それでぶれない。これはすごいです。また、女性ダンサーを回す(これはピルエット?よくわからん)時の、その回し方のやわらかさ、「私女性を大事に扱ってます、勝手に回っている人の手助けしているだけです。」みたいな、ジェントルマンというか、本当の王子ぽさというか、、これだけでも見る価値あります。話がまたドンキホーテに行きますが、ロホとの最後のピルエットすごかったです。

ともあれ、ニーナ・アナニアシヴィリも美しく、7月まますますバレエ強化月間となりました。abt-mainph-080527.jpg

美しきパースの娘 新国立中劇場

2008.7.12
ビゼーの佳作。オペラの作曲家としてはヴェルディが一番好きですが、けっこう、フランスのグランドペラ系、オペレッタ系の作曲家も好きで、ビゼー、マスネ、オッフェンバッハなど。

この”美しきバースの娘”は知りませんでしたが、曲も美しく、ストーリーもしっかりしていて(というか、演出が良いのか)見応えありました。最もビゼーらしく、アルルの女やカルメンから借りてきたような節が多くあったので、そこらへんで一級のオペラ演目になっていないのかな、とも思いましたけど。

しかし、これをプロデュースした「東京オペラ・プロデュース」はワーグナーの「妖精」やら、けっこう佳作をやっているようで、これからチェックします。c.jpg


眠れる森の美女 by英国ロイヤルバレエ

2008.7.11
なんだ結局ロイヤルバレエ「眠れる森の美女」の切符も入手して行くことになりました。タマラ・ロホではなかったのですが、主役のローレンス・カスバートソン、優美で気品のあるお姫様らしいダンサーでした。英国デボン州出身というのも(演技になんの関係もないが)、なんどか同地に行ったことがあり、その土地の美しさを知っているので、親しみが持てました。

なんか、このところバレエはラッキーというか、ぜいたくというか。。満足です。

ちなみに、インターフェロンの後遺症はまだ残ってますので、通院に忙しいのですが、とりあえず、体力は戻ってきました。

シルヴィア by 英国ロイヤルバレエ

2008.7.4
すべて素晴らしかった。当初、大好きなタマラ・ロホが、もうひとつの演目”眠れる森の美女”にしか出ないので、どうしようかと思っていたが、行ってよかった。もちろんレオ・ドリーブ大好きなこともありますが、すべてのダンサーのレベル高い。最初から最後まで踊りまくるという感じ。また、舞台芸術も非常に良くできていて、シルヴィアが船に乗ってくるところなど、バレエとは思えない大仕掛け。タマラ・ロホは一昨年のドンキホーテ以来見ていないけれれど、来年はコッペリア(これもドリーブ)で来るらしいので、是非見ようと思います。

ナクソス島のアドリアネ(二期会)

2008.6.28

今年2度目のナクソスだが、関西二期会より上品か?幸田弘子のツェルビネッタ、歌も演技もすばらしかったです。しかし、もうひとりツェルビネッタをやった安井陽子がものすごく良かったという話も聞き、これも聞きたかったなあ、、、、女神役の佐々木典子声は良いのですが、ウィーンに5年もいたというのに、プロンプターボックスから1mも離れられず。動きの多いオペラなので、ごまかしようがない。2幕目は佐々木の時だけプロンプターの声が響きわたり興ざめも良いとろ。ariadne_chirashi.jpg

また椿姫 by エレーナ・モシュク

2008.6.5

新国立:やたらとトラヴィアータは見まくってますが、このエレーナ・モシュクは良かったdす。昨年のミラノのスカラ座では、ゲオルギューの代役がイリーナ・ルング、その代役というわけではないだろうけど、格としては、ルングの下にエレーナ・モシュクになっていました。ルングでスカラ座の椿姫を見た僕としては、若干悔しいですが、モシュクの方が良かったと思います。一幕目はやや不安定でしたが、2幕目のジェルモンとの掛け合いから乗ってきて、”モロー(死にます)”と3幕目の手紙読みの表現も最近ではベストと思います。ただ、3幕目のピアニシモがやや透明性にかけました。ロシアの発声法だと声はゴージャスになるんだけど、ピアニシモは弱いような、、。テノールのロベルト・サッカは声量に乏しかったが、ヴェルディっぽいテノールでディ・ステファノをほうふつとする歌い。指揮オケは妙なところで音が大きくなったり、歌手とずれたり、、というか歌手が全然自分たちの世界にはいって、オケを無視しているという感じでしょうか。椿姫の場合、ヴェルディとしてはめずらしく、歌と旋律が離れていることが多いのであまり気になりませんでしたが、最近、新国立は日本人が良ければ外人はダメ、またはその逆が多く、合同練習がうまく言ってないのか.......あ~ただの聴衆がここまで言ってはいけません。

オペラ”秘密の結婚”チマローザ

2008.5.30

わざわざ、タイトルに”オペラ”と入れとかないと自分でもバレエだったか、戯曲だったか忘れそう。珍しい上演演目です。

ヴェルディが13年にわたって愛人として同棲していたジュゼッピーナ・ストレッポーニと、ついに結婚するときに、わざわざ故郷のブッセート(ヴェルディは生涯ブッセートの人たちを、彼の庇護者であったバレッツィ以外とその土地を嫌っていた)を遠く離れ、サルデーニャ王国領(現フランス領オート=サヴォワ県)の小村、コロンジュ・スー・サレーヴの小さな協会で二人だけで結婚式を挙げたのだが、その時に「”チマローザの秘密の結婚”みたいだ。」と言ったとか。(?)

それでもって、そんなオペラがあることを知ったのですが、横浜みなとみらいホールでのこのオペラ、出演者の皆様にはすみませんが、退屈、つまらない、寝てしまいました。これは出演者のせいというより、ストーリー、演出、一度も場面が変わらず、ず~~っと応接間の舞台というのが原因と思います。一応、”見ました”と言いたいオペラってものがあるもんで、ロッシーニの”絹の階段”とか、ワーグナーの”妖精”とか、ヴェルディの”オベルト”とか、そんなんです。割と日本はそういうのもやってくれる国なんですが、中抜け....チョー有名とチョー無名の間の演目もう少しやってください。来年はシモン・ボッカネグラを見に海外まで行かなくてはなりません。

バヤデール(バレエ)新国立

実はザハロワ主演の公演を取るのを、間違えて本島美和のチケットを取ってしまいました。が、内容はとても良く、いやぁ、日本のダンサーもすごいなあ。。と今更ながら感心。今回の振り付けはマリウス・プティバのマイリンスキー(いや、その頃はキーロフか?)で19世紀に初演されたものをアレンジしたもののようですが、エンディングが振り付けによって大分違うというので、あとでヌレエフの振り付けのオペラ座のバヤデールを見たところ、エンディングが全く違いました。しかし、バヤデールは音楽だけ車の中で聞いてもいいですね。さてバレエはあんまり細かいコメントするとボロ出るので、こんなところでおしまい。ko_20000187_kouen.jpg

熱狂の日々/ラ・フォルネ・ジュネ2008

2008.5.2
シューベルト交響曲協奏曲:ベトナム交響楽団。一生懸命やってたけど、これは聞くのきびしかったです。
2008.5.2シューベルト交響曲第8番グレイト:フランスのディジョンの交響楽団だったか?なあかなかよかった。

しっかり聞いたのですが、コメント手抜きでごめんなさい。

魔弾の射手

2008.4.20
魔弾の射手新国立 ウェーバーの名作らしいが眠かった。まず、ストーリーに興味が持てない。とは言え、曲にも引かれない。決して出来は悪くないのだが"魔笛”も同様にあまり惹かれなくて、「魔」のつくオペラはダメかも。アガーテ役のエディット・ハッラーもマックス役のアルフォンス・エーベルツも良かったし、僕の大好きなバスの妻屋秀和さんの隠者も素晴らしかったのですし、演出、舞台も良かったのですが、終わった後の満足感に欠けました。ただ、ダン・エッティンガーって指揮者としての評価どうなのでしょうか? ちょっと押さえ気味すぎて、何の演目でも退屈な感じするのですが。
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イェルク・デームス&北村哲郎 ”冬の旅”

2008.4.5
なんと逗子のなぎさホールに、イェルク・デームスが来ました! とは書きましたが、彼がどんなにすごいピアニストかというのは、あとで友人で建築家(当家の設計者)、また僕のクラシックの師匠の経堂のSさんから聞いたので、それまではほとんどサッカー日本代表の前監督オシムさんとうり二つくらいにしか思ってませんでした。

しかし、テノールの冬の旅なんかありかよ!と思ったが望外の出来!これは素晴らしい。冬の旅を淡々と歌わずに、まるでヴェルディ(実際、北村さんはヴェルディずいぶん歌っています)のエルナーニのように歌います。これをデームスが押さえる、、これが素晴らしかったです。最近は、冬の旅は、ドイツではジャズになったり、オーケストラだけになったり、色々な歌い方があるようです。

オペラシティGALA

2008.3.31
これは、新国立の横にあるオペラシティの10周年記念タケミツメモリアルガラ。タケミツというから近代化と思ったら、曲はモーツァルト、ドリーブ、Rシュトラウス、ロッシーニなどクラシックなものが多かったです。何と言っても大好きな佳作作曲家レオ・ドリーブの"カディスの娘達”という聞いたこともない楽曲をメゾソプラノの林美智子が歌うということでワクワクしていきました。ドリーブという人は、バレエ音楽で有名な”コッペリア"シルヴィア"、オペラではあまりにも高音のベルカントが激しいために、ナタリー・デセイが喉の手術をしてから歌う人がいなくて、今、挑戦するのはデジレ・ラカントーレくらい(これは行きました。良かったです)と言われる”ラクメ”の3つしか知りません。どうも、その後、パリでコンセルバトワールの先生になって生活安定してしまい、書かなくなってしまったようです。「のだめ」のオクレール先生のイメージが浮かぶなあ。

今日の林美智子は素晴らしく、セヴィリアも良かったが、ここ半年で彼女のUna Voce Poco Fa (今の歌声は?セヴィリアの理髪師より)3回聞いたが、今日のが最高でした。

時節の色(バレエ)

2008.3.22 
ノイマイヤーというドイツ人演出の現代バレエ。頂いた切符だったのですが、その後にボズ・スキャッグスの公演があり、やむなく途中退出。メチャクチャな趣味の拡散状態です。が、正直、どうもドイツのバレエ....ピンと来ません。これも現代解釈というか、モダンというか....和の要素も入れてるんですが、モダンなら、アルビン・エイリーのほうが良かった。躍動的で。バレエはオペラにも増して素人ですし、著名なシュツットガルト・バレエ団も見て無くて、ドイツのバレエがどーだら、言う□(資格)はないのでおしまい。

鈴木良雄 コンサート

ものすご~く久し振りにジャズのライブコンサート行ってきました。ベースのベテラン、鈴木良雄のグループBase Talk。ベースがリーダーで、作曲もするし、ニューヨークでヒットしたのも、格好いいおじさんです。鈴木さんの奥さんが、家内のNY時代のお友達。

最近はお酒が飲めないので、日本でもアメリカでもJazz行く回数は本当に減ってしまいました。ライブの後は上智大学のW教授夫妻と食事に広尾へ。いやあ、JAZZの話からオペラ、社会学と話がはずみました。久しぶりに楽しくて気分転換! 明日一日仕事したらまた休みだ! 今日は春分の日でお休みだったのです。あ、お墓参り行かなくちゃ。。。

フィガロの結婚、新国立研修所公演

2008-03-16 19:50
今日のは、新国立劇場オペラ研修所公演という、ま、プロだけどまだ勉強中の歌手の公演。ということでとても安い。¥1,900ー 映画とかわらん。でも3時間たっぷり楽しませてくれました。みんなちょっと緊張していて、出足は不安でした。序曲がメチャクチャ早くてオケがついて行けない。歌とも合わない。。。ソプラノは上が出ない、バリトンは下が出ないという感じでしたが、スザンナ役の田島千愛が、調子をつかんで2幕目から歌も演技もとてもかわいい! 僕の好きな、グライドヴォーンの94年のフィガロでスザンナやった、アリソン・ハグリーみたい。(とは誉めすぎか.....)伯爵夫妻はちょいと若すぎだったけど、バリトンの近藤 圭はなかなかイケメンで、声も良く、これから旨くなりそう。 

ミモザ

2008-03-15 20:52 f0148711_20522926.jpg

今年は、庭のミモザがきれいだ。去年強風で一度ぶっ倒れたのが良かったのかも。

玄関にかざりました。これも花粉すごく出るのですが、花粉症は大丈夫だよね。。。

アイーダ at 新国立

2008-03-11 12:44

もう新国立劇場じゃなくて、オペラパレスと名前が変わったのだけど、どうも呼びにくいです。

なんとかインターフェロンの副作用でフラフラしながらも4時間にわたる、若杉新監督のオペラパレス2008シーズン初演の"アイーダ"見てきました。プラチナチケットになっていたそうです。
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いや、新国立ってすごい装置持ってるんだ、とそのハード性能のすごさをはじめてすべて見たような気がします。ゼッフェレリ演出の、大道具や回り舞台、4幕目の二重舞台など、短い時間であっという間に舞台風景が変わってしまい、豪華さに手抜きがない、昨年のミラノスカラ座の椿姫のリリアーナ・カヴァーニも元々はゼッフェレリの弟子だそうで、2001年のフィレンツェオペラのトゥーラン・ドットも同様のゼッフェレリ演出。それも大道具、小道具、衣装にお金掛かってます。とにかく、今回もまずは大道具に拍手。(昔はイタリアでは、最後に大道具係を舞台上に出してブラボーすることもあったとか)

歌手も最近の新国立としては、とても良かったと思います。特にアモナズロ役(アイーダの父)のバリトンの堀内 康雄、素晴らしかったです。先週、イタリアの往年の名テノールでヴェルディを良く歌った、僕の好きな、ジュゼッペ・ディ・ステファノが86歳で亡くなりましたが、彼やカラスのいわゆるヴェルディ節を、そのままうけういだような歌い方でした。イタリアに住んでナブッコなども得意とするようです。聞きたいよぅ...

司祭ランフィス役のアルチュン・コチニアン(最初、ぼけててこれが堀内氏かと思ってしまった)もなかなか良く、去年のキエフのリゴレット、この堀内氏がやって、モンテーロ伯爵をコチニアンがやれば良かったのに、、、など考えつつ、一幕目はいつも眠い。

良くわからなかったのが、指揮とオーケストラで、ベルディの作品の中でもカラヤンとアバドのふたつくらいしか聞いていないので、今日の善し悪しがあまりわからなかったです。どちらかというとネガティブな印象で、やや漫然ととメリハリなく、指揮者がいるのかいないのかわからないような音のような気がしました。

あ、また長くなっちゃった。来週はオペラパレス中ホールのフィガロの結婚です。先日のナクソスが中ホールでとても良い席だっったので、今回も期待!


マンゾーニの”いいなづけ”

ヴェルディが尊敬していた、イタリアの偉大な作家マンゾーニの大作「いいなづけ」を3冊セットで買いました。とか言ってますが、去年ミラノに行くまでは、誰だか全然しらなくて彫刻家かデザイナーかと思っていた。ヴェルディの唯一オペラ以外の曲「レクイエム」はマンゾーニの死に捧げられてます。この曲がなかなか教会音楽とは思えない劇的なもので、けっこうVerdi好きの僕としても理解しにくくて....。しかし、この本も読むの大変そう。
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カヴァレリア・ルスティカーナ at 横スカラ座

2008-03-02 22:16
今日は、今年6回目のオペラ。先々週の鮫島由美子の夕鶴が、あまりにも期待はずれで、過去見たオペラの中では多分最低ランクのクオリティで、¥8,000ー。ブログにも乗せる気になりませんでした。

ところが今日のルスカティーナはなんと\2,000-、映画じゃないよ!半分素人の合唱団とは思えないハーモニー、演出、さすがにオケはややきびしいものがあったが、若手のテノール、中鉢聡のトゥリッドゥは、切れがあったし、舞台もチューリッヒ歌劇場よりずっと良く(しつこく何度も言うが、何せ¥39,000-も払ったもんで...)ずっとシンプルで効果的。
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だいたい、今日のオペラまで約1週間、ずっと車の中で61年のセラフィンとデルモナコ版、および53年のセラフィン、カラス、ステファノ版を聞きまくってから行ったのに、そんなに落胆しないような出来。(これは、ほめているのです。だいたいは、正規の名演奏のCDやDVDで聞きまくってから、ライブに行くとがっくり来てそういう名盤CDを前もって聞いたことを後悔するので。。)

いや、横スカラ座もたいしたもんだ。ガンバレ!!

上の写真は、61年版のCD、ソプラノはシミオナート。絵がセザンヌかヴラマンクっぽくてとても好きです。



MacBook Airも来た!

2008-02-10 08:1
やっと、新型チョー薄Mac Airが来ました!これで、歴代3型のMacのノートブックがそろったことになる。(実はもう一型、チタニウムの15インチをデザイナーに貸してます。)
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一番右が最新のMac Air。薄くてかっこいい! 裏もネジ一本無し。しかも、見圧倒的に画面が明るい。液晶じゃなくて、発光ダイオードの画面なんだって。

が、良いところもはっきりしているが、悪いところも明確。パソコン自体が彫刻かナイフみたいなんで、バッテリー交換用のフタも無く、Appleに持って行かないと交換できない。外部出力もUSBとプレゼンのモニタ用がフタに隠れて一個づつあるだけ。けっこう不便。DVDもCDも入らないので、外付けのドライブ必要(これもかっこいいが)HDDの円盤も規格外にサイズが小さいので、容量も80GB。当然交換もきかないし。。

でも、ま、治療中の身としては、軽ければ軽いほど楽だし、明るければ目にいいし。。これでまともに動いてくれれば満足ですが。。早くセットアップして、動作試さなくては、、

ひさびさにバラも来ました。

2008-02-04 23:54
バラが来ました。ジャルダン、イヴ・ピアッチェ、ブラックティー、ラ・カンパネラ、パパメイアン、、色々来ました。きれいだなあ。いいにおい。(のはずだが、既に花粉症っぽく、30%くらいしかわからんが。)

また、写真1枚だけアップしますね。
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久しぶりの雪!

008-02-03 21:06
逗子で久しぶりに雪が積もった!
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ランスへの旅

2008-02-03 21:02
ゲルギエフ指揮、マリィンスキー歌劇場(旧キーロフ劇場)のオペラ見てきました。ロッシーニの"ランスへの旅" 見ました。良かった! なにせ、14人は、相当のレベルの歌手をそろえて14重唱をやるというものなんで、なかなか上演されない...。DVDでフランスのリセウ大歌劇場のを見てましたが、さすがいつもの仲間で練習しているからか、重唱はマリィンスキーのほうがずっと良かった.
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そして、オーケストラボックスを閉じて、演奏をステージの奥で白いタキシードを身にまとった交響楽団がやったので、音響については言うこと無し。ただ、ゲルギエフの指揮が地味で動きが小さかったのは意外だった。マチネの後に移動してNHKホールでプロコフィエフの"オレンジ”をやるためにパワーを取っておいたのか? それにしてもものすごい過密日程で演奏をこなし、このクォリティを保っている(芸術監督でしょ?)のはすごいと思います。結論として大満足。

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