プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

白鳥の湖 新国立

このところバレエ観劇がオペラを上回っています。何故か? 単純にオペラのめぼしい公演が無い! それに尽きます。 やっぱり不景気なんでしょうね。スポンサーが付かないようです。

で、比較的コストの安いバレエ公演が目立つというもの。それにしても去年までは、オペラにしろバレエにしろ公演に行くと電話帳くらいの厚さのパンフレットの束をビニール袋に入れてもらったのが、今や週刊誌の厚さも無いほどです。これはエコのせいもあるのか?

ともあれ、今日の「白鳥の湖」、2月の「ライモンダ」と6月の「コッペリア」と3枚セット券を買ったのだけど、実はコッペリアのタマラ・ロホとホセ・カレーニョが見たくて買ったので、あとの2つはさほど行きたかったというわけではなかったのです。

とは言え、バレエは心の薬。精神がリラックスします。できれば日曜にわざわざ新宿まで出ていかなくても(当方住まいは湘南)、平日の夜7時くらいからのほうが良いのですが。。

今回の新国立のの白鳥の湖、4キャストで公演していますが、今日はオーロラがソリストの真忠久美子、ジークフリートも同じくソリストの富川祐樹。二人とも初めて見ます。本島美和が小さい白鳥をやっていたり、川村真樹も大きい白鳥をやっていたり、廻りのほうが格上が固めていました。

真忠は、やや緊張気味、特に最初は動きがぎこちない感じ。黒鳥のパドドゥあたりからほぐれて来ますが、それでも表現力を出すというところまで余裕が無い感じがしました。富川はジャンプ力もあり、回転も芯がぶれず、品格もあって王子キャラクターなのですが、いかにも背が低い。170cm無いと思います。腕力も無さそうですので、オーロラを持ち上げるのも大変という感じ。

バレエの場合、どんな公演でもとにかくやたらブラボーの嵐(ブラヴァもブラヴィも無く)なんで、バレエ完全素人の僕としては評価しにくいのですが、正直主演の二人は今ひとつという感じを受けました。バレエを良く知っている方の評価を見てみたいと思っています。
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ただ、群舞はいつもながら素晴らしかったです。新国立バレエ団、良くこんなに背丈の揃った美女が集まっているものだと思いますが、動きも綺麗にそろってます。群舞だったら、オペラ座も全くかなわない。

来月はいよいよタマラ・ロホのコッペリア!怪我しないで来日してほしいもの。切符を見たら最前列の真ん中! 双眼鏡はいらなそうです。



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デンマーク国立バレエ ”ナポリ”

久し振りにバレエ、、と言うより1ヶ月ぶりの観劇。

ナポリタンなバレエで良かったです。クラシックで、万人向けで、、という意味。

振り付けは、ロマンチックバレエの名作”ラ・シルフィード”の振り付け作家、19世紀に活躍したデンマーク人オーギュスト・プルノンヴィルという人です。

カプリ島の青の洞窟に閉じ込められ、海の王によって妖精にされたヒロイン(テレシーナ)を恋人のジェンナロが助けて帰って来るという、きわめて単純なストーリーだが、妖精と村娘の衣裳の早変わりがすごい!手品みたい。又、青の洞窟の舞台が美しく、どの場でも地中海の青い海が舞台の真ん中に見えるようになっており、観光気分満喫

なんとなくストーリーも古風な踊りの感じも、昨年英国ロイヤルバレエで見た”シルヴィア”に似た感じ。とにかく踊りまくって楽しい舞台でした。

構成としては、ヒロインや海の王という重要な役にプリンシパルではなくて一格下の若手のソリストが付き、まわりをベテランのプリンシパルで固めるというおもしろい方法を取っていました。

ですので、第三幕のではソロや2-4人で踊るプリンシパルが素晴らしい演技を見せてくれて満足。


ピクチャ 1 1

金曜日の夜は、楽しいバレエがいいですね。一週間の疲れも取れる。これがオペラの”ワルキューレ”だと、見た満足感はあるが、お尻は痛くなるし、頭も疲れます。。

次ぎの観劇もバレエ、新国立の「白鳥の湖」が5月24日です。

豚インフルエンザ騒ぎで、6月の西海岸出張は中止。LAオペラの「椿姫」観劇もそれにともないなくなりました。コンラン指揮の音楽楽しみにしていたのになあ。








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