プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

フィレンツェ歌劇場「運命の力」

3月11日の地震の時、僕は大崎の新しい高層ビルでミーティング中でした。幸い11階だったので、階段で道路まで折り、タクシーをつかまえて6時間かかって自宅まで帰りました。

その日から11日、被害の大きさは想像を絶するものがあります。僕の義理の叔母も一時、気仙沼で行方不明になっていました。今は彼女はボランティアとしてオランダから来た救助犬チームの通訳をしているそうです。

僕も、微力ながらLIMAを通じて募金や物資の救援募集をしています。

こんな時に不謹慎なんですが、3月13,14,15日と3日間連続でオペラを予約していのでした。13日は、新国立研修所の"外套、ジャンニ・スキッキ” プッチーニの3部作のうちの2つです。さすがに、この日は行く気にならず、チケット2枚無駄にしました。

14日はフィレンツェ歌劇場の「運命の力」。この日の前の晩に叔母の無事が確かめられたので、これは行きました。詳しいことは飛ばしますが、ズービン・メータの指揮も歌手も、本当に素晴らしかった。久し振りの完璧なヴェルディ作品という感じで、感動しました。

ところが、翌日以降のフィレンツェ歌劇場の公演は、すべて中止。

イタリアとフランスは日本からの同国人の帰国を指令したのでやむをえませんね。また、こんな時にオペラでもないでしょう。

そして、その翌日15日以降3月いっぱいの、新国立劇場の公演もすべて中止になり、予約していた"マノン・レスコー”と"ダイナミック・ダンス”は見られなくなりました。


被災地の東北では、明日からまた真冬の寒さだそうです。送った毛布が少しでも役立てばと思っています。

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