プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

スカラ座リゴレット配役変更

先日、スカラ座のキャストに不穏な動きが、、、と書いたのがこれです。ま、カレヤよりもデムーロ聞きたいという気もするので良しとしましょう。それにしても、カレヤはなんでこんな非難を浴びることをしたのか気になります。福島原発の状況?かも。。Anyway,これ以上の降板がないことを祈ります。

"ミラノ・スカラ座2013年日本公演『リゴレット』マントヴァ公爵役変更のお知らせ"
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パルマ ヴェルディ フェスティバルに行きます。

ここ1ヶ月悩みに悩んでいました。10月のパルマのヴェルディフェスティバルに行くべきか? というか行けるのか?

結局行くことにしました。やはりブッセートのヴェルディ劇場、260人しか入れないオペラハウスで、レーナート・ブルゾンのファルスタッフが聴けるのが、何よりの魅力。もちろん、ブルゾンを生で聴くのもこれが最後でしょう。

そして、日本ではまずやられない"群盗”をパルマで見るのも魅力。3日間オペラを連続で見て、翌朝、すぐに日本に帰るという強行スケジュールなんですが、その前にロンドンで仕事もあり、大学院の講義を2回休講するわけには行きません。

10/17(木) ブッセート・ヴェルディ劇場
ファルスタッフ:指揮:S.ロッリ 演出:M.ビアンキ
出演予定:R.ブルゾンほか(他のキャストは未発表)

10/18(金) パルマ王立劇場
群盗:指揮:F.I.チャンパ 演出:L.モスカト
出演予定:R.アロニカ、A.ルチンスキ、M.カレス、 G.ジュゼッピーニほか

10/19(土)ミラノ・スカラ座
ヴェルディ
ドン・カルロ:指揮:F.ルイージ 演出:S.ブラウンシュヴァイク
出演予定:R.パーペ、F.サルトーリ、M.セラフィン、 E.グバノヴァ、M.カヴァレッティほか

群盗のアロニカのカルロも期待ですね。彼は出来不出来があるようですが、僕が行ったエルナーニのタイトルロールは良かったです。美声ですね。ドン・カルロは豪華キャスト。実はファビオ・ルイージ指揮で、ルネ・パーペのフィリポⅡ世のドン・カルロはMET来日の時にも聴いています。この時も良かったです。僕はルイージ好きなんです。バレンボイムでなくて良かった。

そして、ご婦人方には人気がないが、僕は今の若手イタリアテノールでは一押しのサルトーリ。あとも本当に豪華なキャスト。久々のスカラ座、今から楽しみです。

今回は、こういう贅沢を(しかも今年2回目のオペラの旅)するので、さすがにフライトをビジネスクラスにするのは諦めました。マイレージも充分にあるのですが、それは来年に残して。。。

とは言え、還暦すぎてエコノミーの狭いシートで10数時間の旅もけっこう厳しい。で、色々と調べて、今流行のプレミアム・エコノミーで行くことにしたのですが、ビジネスクラスとエコノミークラスの間のこのクラスもヨーロッパ路線は色々あるんですねー。シートの良さそうな順に言うと、ヴァージン、エールフランス、全日空、日航、アリタリア、英国航空、KLM。ヴァージンだと30万くらい取られて、ビジネスとあまり変わりありません。ところがKLMだと、僕はデルタのゴールドメンバーだったりするのを利用して、なんと15万弱で取れました。こりゃ安い!それも、直KLMからです。

今回は、レ・ロンコレのヴェルディの生誕地やサンタガータ、ブッセートなどにも行けそうです。バレッツィの家は博物館になっているとか。今からワクワクしています。

ヴェルディの生家 ↓

verdihouse.jpg





リゴレットに不穏な動きが??

9月のスカラ座来日公演のリゴレットのキャストに不穏な動きが....... まだ未確認情報ですので、確認しだいブログアップします。僕もチケット買ってますので心配...

スカラ座来日公演の話

スカラ座来日公演まであと2ヶ月になりましたが、やっぱりというか、遂にというか、エコノミー券が発売になりますね。¥10,000-、すでに、色々な団体を通じては¥29,800-のスペシャルチケットが出ていたので、時間の問題と思い、僕もファルスタッフはこれを待っていました。早速申し込みます。一人一枚ですけど。

しかし、この後8月にはプレミアムエコノミー券、そしておみやげ(スパークリングワインと電子ブック付)付の通常シート券など、色々と出して来ます。それもそのはずで、リゴレットもファルスタッフもSからA,B,C,がまだ〇印で残っているんです。つまりE.F席しか売り切れていないということ。

NHKホールですから、箱も大きいのでこのような状況になるのでしょうが、やはりある程度オペラに目の肥えた人だと、音楽監督も来ないスカラ座で、この値段は高すぎるという感じを持つのではないでしょうか?

心配なのは、先週のヴェローナのVerdiガラで目玉になっていた、レオ・ヌッチが体調不良でキャンセルしたこと。この人がキャンセルするのは、本当に不調なんです。しかし、71歳という歳を考えると、スケジュールを入れすぎではないでしょうか?8月はゆっくり休んで日本公演に備えてほしいものです。

ちなみに、ヴェローナではマチャイゼも体調不良(妊娠中)でキャンセルと、さんざんだったようです。

このヴェローナの来日公演もVVIP席が7万円という突っ張った値段。東京ドームで、ドミンゴも来ないで果たして席が埋まるのでしょうか?

東京ドームなら、僕は11月のポール・マッカートニーのほうが行きたいです。S席で¥16,500-です。

ローマ歌劇場を連れてムーティがやってくる(続)

2月に、このタイトルでブログをアップしましたが、詳しいことは書けませんでした。でも、ローマ歌劇場のサイトでアップされましたので、公開します。やっと日にち決まりましたね。

http://www.operaroma.it/ita/tournee-giappone.php

スクリーン

来年、5月から6月1日です。ナブッコとシモンですが、東京文化会館かNHKホールということです。文化会館の改装工事が6月からあるという話。NHKホールかなぁ。多分NBSと日経のコンビですね。

キャストは、今ローマで出ているのを持って来るのでしょうが、どちらかにヌッチを入れたいというプロモーターの意向もあるようです。

スカラを去ってから本当に久しぶりのムーティのヴェルディ、いやぁ楽しみ。この期間は海外行けません。


ヴェローナのバッティストーニが素晴らしかったようです。

ヴェローナで行われている恒例の夏の音楽祭、今週の公演、トラヴィアータがとても良かったそうです。加藤浩子さんからの情報です。

フランシスコ・メッリとエレーナ・モシュクというなかなか良いコンビ。加藤さんのブログにもありますが、ロベルト・フロンターリは、イタリアでは「便利なバリトン」のようで、やたらと出演しますが、真面目すぎて、単調ですね。でも、とにもかくにもバッティストーニの指揮が素晴らしかったようです。

人のブログを紹介しているんじゃ、何書いているんだか、という感じですが、この前バッティストーニのレスピーギを聴いてから、彼のオペラを生で聴きたくてうずうずしていたところに、このレポート。あー行きたい!!

アントニオ・シラグーザリサイタル

シラグーザは、僕が最も多く生で聴いているテノールだと思います。この1年ほどでも4回、ギョーム・テルのあるノール、愛の妙薬のネモリーノX2回、そして昨日のリサイタル。

シラクーザは、その時の公演でかなり出来不出来にムラがあると良く聴きますが、僕が聴いた限り(あまり耳も良くないですが)、いつも輝かしく繊細な声を聞かせてくれています。思い出すのは2008年のエヴァ・メイとのリサイタル、2009年のカサロヴァとのチェネレントラ。(bisがありました)

今回のプログラムに加藤浩子さんが書いてありましたが、シラクーザはパヴァロッティの後をついで、明るく輝かしい声で、聴く人を幸せにしてくれる、そんな歌手です。歌い始めたら、そこはイタリア、それもシチリアという感じですね。デジレ・ランカトーレもシチリア出身で、一緒にリサイタルやることもあるそうですが、まだ日本では実現していません、残念。

この日のメニュー下記に記しました。前半はイタリア歌曲。初めて聴くものも多かったですが、立ち上がりはやや安全運転でしたが、すぐに絶好調。自分でも調子が良いのが嬉しいようで、もう「ノリノリ」という感じでした。

後半はオペラのアリアでしたが、彼の「人知れぬ涙」は今年3回目、2回は新国立で聴いたのですが、今日のは、本当にベルカント。装飾がたっぷり入って、自由に唄っていました。シラクーザのリサイタルはこれが楽しいんですよね。指揮者や演出の制約無く、自由にアジリタや装飾を駆使して唄ってくれます。

嬉しい驚きだったのは、プログラムにはヴェルディは椿姫のカヴァレッタ1曲だけしか乗っていなかったのに、実際は3曲歌ってくれました。

2幕目初めの"Lunge da lei per me~”からのカヴァレッタ。これは予定通り。それで終わって、ブラヴォが入ったんですが、すぐにプログラムには無かった"O Mio rimorso~"のカヴァレッタが! これ僕大好きなんですよ。「パリに金返しに行くぞー」というアルフレードの性格が良く出ている歌です。昔はだいたいカットされてしまってたんですが、最近復活してきましたね。

このカヴァレッタ2曲、良かったです。僕のオペラ友達が「あんな風に力で押すだけじゃないカバレッタは初めて聴きました。」と言っていましたが、まさにその通り。声量は充分あるのですが、繊細で思いのこもった表現力、素晴らしかったです。シラグーザがアルフレードでメイがヴィオレッタの、"ベルカント椿姫”が実現しないかなぁ。

そしてアンコール4曲の中に、マントヴァ公爵の"La donna è mobile"も!

加藤浩子さんの解説にシラグーザはこれからヴェルディも歌っていきたいと言っているとありましたが、こんなに早く聴けるとは思いませんでした。ブラヴォ−!

フェニーチェ来日のグレゴリー・クンデだって、元々ロッシーニ歌いで、オテロまで来たんですからね。期待できます。

最後は、オーソレミオを客席を廻りながら歌い、大歓声。いや、エンターテイナーです。

連隊の娘からも一曲歌いましたが、デセイの相手はフローレスよりシラグーザのほうがいいと思いました。フローレスはそれは素晴らしいですが、表現力、演技力はシラクーザのほうが良い。なにより人間臭さがあります。シラクーザ、これからが楽しみです。夢遊病もやってほしいなぁ。メイがホセ・ブロス(この人もシラクーザっぽい声で良い)とやっていますが、同じプロダクションで。。そしてやはりヴェルディの前半の作品やってほしいです。アルフレードはきっと近々にやってくれるでしょう。

リサイタル後、大変幸せな気分になって帰宅しました。

最後に言い忘れましたが、浅野 菜生子さんのピアノ良かったです。ベルカントしていました。

プログラムより            

前半

トスティ: 理想 / 暁は光から闇をへだて
F.P.Tosti : Ideale / L’alba separa dalla luce l’ombra
エマヌエル・カーリ : シチリアの朝の歌
E. Cali : E vui durmiti ancora!
デ・クルティス : 泣かないお前
E.De Curtis : Tu, ca nun chiagne
ダンニバーレ : 太陽の土地
V.D’Annibale : ‘O paese d’’ o sole
ビクシオ : マリウ、愛の言葉を
C.A.Bixio : Parlami d’amore Mariu
ララ : グラナダ
A.Lara : Granada
後半

ドニゼッティ : 《愛の妙薬》~“人知れぬ涙”
G.Donizetti : «L’elisir d’amore» ~ “Una furtiva lagrima”
プッチーニ : 《ジャンニ・スキッキ》~“フィレンツェは花咲く木のように”
G.Puccini : «Gianni Schicchi» ~ “Firenze è come un albero fiorito”
ヴェルディ : 《ラ・トラヴィアータ》~“燃える心を”
G.Verdi : «La traviata» ~ “ De’ miei bollenti spiriti”
フロトウ : 《マルタ》~“夢のごとく”
F.F.von Flotow : «Martha» ~ “M’ appari tutt’ amor”
グノー : 《ロメオとジュリエット》~“ああ、太陽よ昇れ”
C.F.Gounod : «Roméo et Juliette» ~ “Ah! léve toi soleil”
ドニゼッティ : 《連隊の娘》 ~ “ああ友よ、なんと楽しい日!”
G.Donizetti : «La fille du résiment» ~ “Ah! mes amis….Pour mon ame”

ライセンシング ジャパン終了

仕事の話で恐縮ですが、本業のライセンシングのほうで、先週、東京ビッグサイトで開催された「ライセンシング ジャパン」に3日間、出展していました。結果は上々!忙しかったですが、満足感でいっぱいです。詳しくは、私のもう一つのブログ、湘南人のライセンシング日記をご覧下さい。

さて、今週は、アントニオ・シラクーザのリサイタルが始まっています。今日の公演、非常に良かったとのこと。僕は水曜日に行きますが、彼のリサイタルで裏切られたことはない。いつも魅了されます。もしチケットがまだあれば、是非お勧めです。

ライセンシング ジャパンの準備で、新国立の夜叉ヶ池には行けませんでした。けっこう好評なので残念です。

年内の国内の公演はだいたい押さえました。ハーディングのファルスタッフだけ、エコノミーチケットが出ると睨んで待ってます。

あとは、10月のパルマ、ブッセート、ミラノでのヴェルディ生誕200周年記念の一連のオペラ公演に行くかどうか? ブッセートではレーナード・ブルゾンのファルスタッフをやります。ブルゾンを生で聴ける最後でしょうね。あとは群盗とドン・カルロです。

ロンドンで仕事があるので、それに引っかけてなんとか行きたいものですが......そううまく行くものかなぁ。



アバド来日

10月にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を連れて来日します。もう80歳で、ヨーロッパでもルツェルンに住んで、地元と年に一回ベルリンフィルを振るだけと聞いていましたので、これはびっくり。梶本音楽事務所さん、やった!という感じです。

5月にヨーロッパに行った時、ちょうどアバドがベルリンフィルでベルリオーズを振るというので行こうと思ってましたが、健康状態などを見て、公演の1ヶ月前まで切符を売らないというので待っているうちに、ザルツブルグ音楽祭の影響でベルリン→ザルツブルグのフライトがいつもの10倍の値段になってしまい、あきらめました。

で、今度は絶対日本で聴かせて頂こうと思っていたら、10月のこの週、仕事でロンドン行きです。あー、ついてないなぁ。アバドは一番好きな指揮者なのですが、生で一度も聴いたことないのです。残念。あとは夏のルツェルン音楽祭に行くしかないなぁ。

一方、10月ロンドンで仕事を早めに切り上げると、17日か19日にブッセートでのファルスタッフに行けるんです。Festival Verdiの真っ最中ですが、なんとレーナード・ブルゾンが出ます。1916年生まれですから77歳のはず。これも行きたい。

あれも行きたい、これも行きたいです。

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