プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

なんと、ヌッチのリゴレットS席が¥37,000-で!

いよいよオペラシーズン開幕ですね。ヴェローナ来日のキャンセルはずっこけましたが、まあ、最初からこうなるのではないか、とは色々なところで心配されていました。韓国のプロモーターにやられたとかという噂もありますが、音響も悪くイメージもとてもオペラ用とは言えない東京ドームで3日間で10万人を集めようというのは、素人でも考えないでしょう。東京文化会館だって、完全満席にしても3日間で9,000人入りません。で、スカラ座来日のファルスタッフ、マエストリ、フリットリ、バルッチェローナ、そして指揮がハーディング。この豪華キャストで、3年前から準備していてもチケット販売に苦労しています。読売の考えはあまりにも安易ではなかったでしょうか? 読売新聞にはもうオペラの公演主催や後援はできない、と言うか、やめてほしいと思います。

で、9月は、新国立のリゴレット、スカラ座のリゴレット、ファルスタッフ、藤原のトラヴィアータと、全部見に行くとなると、スケジュール調整が(もちろんお金の調整も)大変なくらい公演があります。

僕は、スカラ座2公演と、藤原のA,B両プロのチケットを取ってあります。スカラ座のリゴレットは11日のチケットです。ヌッチ、マリア・アレハンドレス、ジョルジョ・ベッルージです。エレーナ・モシュクの方がジルダとしては評価が高いのですが、僕は彼女の声、やっぱりロシアっぽくて今ひとつなんです。それと、結局来日しませんが、カレヤもさほど.....という感じだったので。で、アレハンドレスとベッルージですが、聞いた人の評判がとてもよろしい。で、こちらを取りました。カレヤは結局デ・ムーロに変わりました。ご婦人に圧倒的な人気のある出・ムーロなんですが、僕は苦手です。結果、11日で良かったとは思います。ちょっと、心配なのがドゥダメルの指揮ですね。わかりやすいんですが、なんか深みにかける。ここは、同じ若手でも、やはりイタリア人でルイゾッティとか、ザネッティ、マリオッティあたりでも良かったかなーと思います。

まだチケット入手可能、びっくりしたのは昨日の夜のヤフオクの落札で、9月9日のリゴレットのS席がヌッチの9月9日でも半額近い¥37,000-で落札されてました。これは、安い!

この週末はオークションチェックではないでしょうか!
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やっと出ましたが....読売新聞って....

ベローナ来日公演 "アイーダ”の中止、やっと発表されましたが、読売新聞の記事、まるで人ごとですね。朝日新聞の記事のほうが、よほど親切に理由が書いてあります。

しかし、公式ホームページは、いまだに「二度と見られない世紀の大作  この秋東京で」と派手に打ち出しており、公演概要、出演者情報、チケットのところにも、一切”中止”については触れていません。(追記:2013/8/28 11:45 公式サイトにようやく中止のお知らせアップを確認しました。)

どんな企業であれ、店であれ、不祥事が起きた時には、まず商品を購入された方にお詫びをして、回収なり交換なりのお知らせを真っ先にします。自動車会社のリコール処理だってそうでしょう。

ともあれ、返金はされるでしょうから、もしスカラ座来日のチケットをお買いになってなかったら、是非そちらを見られることをお勧めします。NBSも批判されることはありますが、日本経済新聞と組んで、3年も前からきちんとした準備をして、キャストの変更などもいち早くウェブサイトで発表します。日本経済新聞文化・事業部だったら、こんな対応はしないと思います。

それでも、アイーダ事務局の電話に出たスタッフをあまり責めないで下さい。本当にスタッフはかわいそうです。




シラグーザのリサイタルがテレビで放映

先日のオペラシティでのアントニオ・シラグーザのリサイタルが、NHK-BSで放送されます。
クラシック倶楽部 アントニーノ・ シラグーザ テノール・リサイタル. BSプレミアム 10月7日(月) 午前6時00分~6時55分  このリサイタルは素晴らしかったです。放送時間は55分ですから、はしょられると思いますが7月10日のリサイタルの模様と曲目は、こちらをご覧下さい。

なぜWebでチケットを買った人にお知らせしないのですか?

すでに、ヴェローナ来日アイーダ公演の中止が決まったにもかかわらず、公式ホームページには何の発表もありません。

私が入手した読売新聞販売代理店に届いた手紙を、ここにアップするのは問題がありますので、概要だけ記しますと、宛先は、読売新聞ご愛読者の皆さま、日付けは2013年8月、「アイーダ公演の準備を進めてまいりましたが、このほど諸般の事情により、大変遺憾ながら今週の開催を取りやめざる得なくなってしまいました。」とあり、理由については述べていません。ただ、「再発防止に務める所存ですので」とあります。払い戻し方法などについては記載されず、発信元は読売新聞東京本社文化事業部と読売ファミリーサークル事務局になっています。

おそらく、返金の方法と準備が決まってからホームページで発表するつもりでしょうが、最初にお知らせすべきなのは、「読売新聞ご愛読者の皆様」ではなく「チケットをご購入頂いた皆様」では?

チケットを購入され方は事務局にお電話されると思いますが、どうか、電話口のスタッフを叱らないでくださいね。彼らは一生懸命オペラの開催に向けて頑張ってきたのだと思います。責任があるのは、安易な公演プランを企画したところにあると思います。

ヴィオレッタ・ウルマーナのサイトのスケジュールからも東京は消えました。一刻も早くWEBで公式発表をすべきですね。

ヴェローナ来日中止、発表になりました。

まだ、ウェブには載っていませんが、読売新聞販売代理店宛てに、アイーダ公演の正式な中止(延期ではなくて)のお知らせと、お詫びの手紙が届いています。今朝、私も入手しました。愛読者宛、8月付け、日付はありません。他のオペラファンの方々のブログにも、この件の記載が始まりました。これから、現場の対応は大変ですね。

アラーニャのスケジュールから東京が消えました。

皆様からのアクセス数がすごいことになっていて、こりゃ、エライことになったと冷や汗を書いて、いつヴェローナの東京ドーム公演のサイトで発表があるか、日に何度もチェックしています。が、まだですね。

一方、ロベルト・アラーニャのオフィシャルサイトを見ると、おとといまで Sep.17-19 Tokyoとなっていたスケジュールが消えて、 Oct.29 からのMETに飛んでいます。彼の個人スケジュールボードからもTokyo行きは消えました。下記、ご覧下さい。

オフィシャルサイト  http://www.robertoalagna.net  から OPERAS & CONCERTSをご覧下さい。
アラーニャのスケジュール  http://www.bandsintown.com/RobertoAlagna

と、日々、事実が積み重なっていきます。

しかし、日本の事務局のスタッフの方々の苦労は大変でしょうね。おそらく、今、発表の準備で忙殺されているかと。こういう、後ろ向きの仕事は、本当に疲れます。

引っ越し公演関係&デセイがやってくる!

ヴェローナのアイーダ at 東京ドームの延期または中止は、おそらく今週主催者側から発表になるでしょう。けっこう強い根拠のもとに書いておりますが、その後、再交渉が成立して来日、チケット販売再開ということになったら、はずれです。すみません。

それと、スカラ座の¥25,000-オペラ体験チケットは、現在は福祉関係者など、限られたところでしか売られていません。¥25,000-でB席だったら、もう一回行きたいんだけど。

あと、吉報。ナタリー・デセイ、引退宣言後もこの秋、トゥルーズのオペラハウスでマノンに出たり、全く唄わなくなったのではなさそう。来年4月にピアノのフィリップ・カサールと共に来日します。ドビュッシー、シューマンなどの歌曲のリサイタルになりそうですが、とても嬉しいです。僕、現在の歌手で彼女とヌッチが一番好きですから。

それと、デッカー演出のトラヴィアータをデセイが舞台で歌うまでをドキュメンタリーにした、「椿姫ができるまで」が、まもなく上演されます。これもとても素敵な映画みたいです。

12月10日に、トッパンホール(だと思いました)で、堀内康雄と佐野成宏のリサイタルがあるはずなんですが、全然情報が入りません。これ、多分ヴェルディ中心になると思うので、楽しみなんですが。。。

あと、マイナーなものが好きな方、ヴェルディの初期作「オベルト サン・ボニファーチョ伯爵」が、テアトロ・ジーリオ・ショーワで10月に公演されます。2,500円から4,500円といつもながら良心的な価格。素晴らしい小ホールです。僕は、ちょうど出張&パルマヴェルディフェスティヴァル行きで行けません。残念!

今日はこれで。

"アイーダ” byベローナ他、引っ越し公演の状況

さて、その後の情報です。ベローナ劇場100周年記念・ヴェルディ生誕200周年記念オペラ"アイーダ”、延期、中止の噂がありますが、まだ正式な発表はありませんね。今のところの情報は。。。。事実度が強いものから順に。

1.チケットぴあでの予約販売が今週より停止になりました。
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1330406&rlsCd=001

2.その後、イープラスも販売中止に、http://eplus.jp/sys/T1U14P002103431P0050001、その他ローソンなども「予定枚数終了」になっています。先週末までは、全席〇印でavailableでしたので、これは延期、中止を予測させる最大の事実です。

3.上記はすべて「販売予定数量終了」が販売停止の原因になっていますが、JTBのサイトでは、主催者都合により販売を停止しておりますになっていますね。
http://jtb.pia.jp/ticketInformation.do?eventCd=1334462&rlsCd=002

3.それでも発表が遅れているのは......(これ以下はすべて憶測、噂)

- 中止にするか、延期にするかが決まらない。(延期の場合、チケット払い戻しにならないパッケージを作れる)
- まだベローナ側と交渉している。その状況では公演できる可能性もある。(出演者の一部が放射能の問題で来日を拒否しているが、その歌手を説得するか、代替の歌手を探す)
-延期は3月に決まっていて、発表は8月29日とすでに決定している。

という感じです。しかし、いずれにしろ、何か問題で公演の開催が難しくなっていることは間違いなさそう。その原因は当初はチケットが売れていないからだと思われていましたが、現在は原発問題のほうがクローズアップされています。多分アラーニャあたりは嫌がるのでは。また、福島の現状を見ればそれも理解できるかな(僕個人の意見ですが)と思います。

しかし、スカラ座のほうは大丈夫ですよね。ドタキャンないでしょうね。とりあえず、噂は無いようです。

ただ、スカラ座もチケットはだいぶ余っているようです。D席以外はほとんどの公演ですべての席がまだありますね。で、ワインをつけたチケット(http://eplus.jp/sys/web/s/teatro_alla_scala/index.html)、解説講演とプログラムを付けて、S席が¥64,000-とチケットのみの¥62,000-よりやや安。(http://academia.nikkei.co.jp/opera2013/index.html)、もっと安いのは"オペラ体験シート”とか言って、B席(48,000円)。C席(38,000円)を25,000円!にして売ったりしていますが、(http://www.omc-card.co.jp/ticket/e/classic/00202.html)これは、さすがに即売り切れです。(決済カードがセディナ発行に限るという条件はあります。)ただ、他にも会員制サイトで¥25,000-はありそうですね。

Yahoo!オークションでも、開幕2週間前ですので、いつものように多数チケット出ていますが、全然入札無いですね。来週はオークションは投げ売りになるかも知れません。そうしたらチャンスですね。僕も場合によってはリゴレットもう一回聴いてもいいかも。(デ・ムーロの公爵のチケットは持っていないので。)と、書いていたら主催者から僕にメール来ました。これは両公演とも素晴らしい企画なので、皆さん、是非! ¥25,000-で現在B席を売っているサイトが見つかりましたらアップしますので。

あとは、トリノ王立劇場のトスカもフリットリが降板したので、苦闘しています。そりゃそうですよね。今回の件は、ノセダ、フリットリの友人関係が裏目に出てしまったと思います。主催者のジャパンアーツがS席、A席をひっそりと、1万円引きにしています。http://www.japanarts.co.jp/s_campaign2013/index.html#torino
これはお買い得!! ジャパンアーツは元々良心的な価格設定ですから。。

日本の放射能の状況を考えると、引っ越し公演が来年以降皆無になる可能性もあります。今年のスカラ座、トリノ王立は是非お勧めします。

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ローマ歌劇場を連れてムーティがやってくる(続々)

やっとNBSから正式発表になりました。来年5月のローマ歌劇場来日、予定通りムーティ指揮のナブッコ(スカルピッタ演出)とシモン・ボッカネグラ(ノーブル演出)の2演目です。まだ、5-6月としか日程が書いてありませんが、先日アップしたように、ローマ歌劇場の発表通りだと、シモンが5月25,27,31日、ナブッコが、29,30と6月1日でしょう。キャストもまだ仮ですが、フリットリ、ガナッシ、メーリ、ルカ・サルシ、タチアナ・セルジャン、ゲオルグ・ペテアン、リッカルド・ザネッラート、ローマ歌劇場で歌っている若手が中心です。ここ数年でみな、すごくうまくなったそうですから期待! フリットリは多分、アメーリアかな?

値段もまだ決まっていませんが、S会員用のまとめプライスから見るとスカラより少し安そう。

ちなみに2015年は5月にロイヤル・オペラ、パッパーノ指揮でマクベス、ドン・ジョヴァンニ、2016年が、5月にフォルクスオーパー、 こうもり、メリーウィドウ、チャールダッシュの女王。そして10月にはウィーン国立がメスト指揮でばらの騎士(これ行きたい!)とワルキューレで来るそうです。

しかし、今の日本の原発の状況で、引っ越し公演自体がこれからどうなるのかがわかりませんね。

ヴェローナ at 東京ドーム "アイーダ” 公演延期?

ひどい夏風邪を引いてしまい、昨日から伏せっています。そのため、今日の川崎ミューザでのヒロシマのコンサートに行けず、チケットを無駄にしてしまいました。本当は、そのあと東京ミッドタウンで開かれる、ヒロシマのスペシャルトークのチケットも頂いていたので、楽しみにしていたのですが。。。

モンテローネの呪いでしょうか?

で、突然冒頭のニュースが入ってきました。読売新聞とKBSが公演している、東京ドームでのヴェローナ公演、”アイーダが、来年の春に延期になるとか。チケット全然売れてなかった見たですからね。でも、それは読売新聞の力でなんともなりそうな気がする。キャストの中に、このところヨーロッパでも非常に騒がれている、福島原発の汚染問題で、来たくないという歌手がいるのか?

本当だとしても、まだチケットの宣伝バンバンやってますねー。いずれにしろ大赤字は間違いないでしょう。

あと、1週間か10日くらいで、中止なら発表があると思います。

中丸三千繪さんの”ちょっといい話”(全編アップ終了しました。サマリーのみ)

いや、盛り上がっています。と言ってもオペラ関係者、愛好家の間だけですが。。

まずは、毎日新聞のこの記事ご覧下さい。

中丸三千繪 : ギャラは2000万円! ダイアナ妃とも交友のオペラ歌手 「ジョブチューン」で告白

TBS系で7月27日に放送された”ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます”で、「ギャラは2000万円!多いときで年間160ステージに出演し、海外に12軒の自宅を持ち、ダイアナ妃が生前、中丸さんのファンでベルサイユ宮殿でチャリティーコンサートを開いたこと、ニューヨークで俳優のロバート・デ・ニーロさんの誕生会に呼ばれたり、歌手の故マイケル・ジャクソンさんのロサンゼルスの自宅「ネバーランド」に招待されたこともあるという“華麗な交遊録”を明かした」そうです。

で、この話がネット上で拡散し、僕の廻りでもオペラ歌手の方や歌劇団、コンサートホール、プロモーターの方々に、「オペラ歌手はそんなに儲かるのか?」と質問が矢のように来ているそうです。

で、この中丸さんの話の真偽を検証しているのが、僕もいつも尊敬の念を持って拝見している、オペラのブログ ”keyakiのメモ、メモ..." です。これは必読です。良く調べられています。凄いです。本当に!

TBSのこの番組は、お笑い芸人の”ネプチューン”が司会をして(以下省略)



お盆休みの楽しみ

お盆休みです。僕はSOHOと学校の先生やっているもんで、他人が休んでいる時じゃないとなかなか家でゆっくり休めません。メールやら宅配便やら来ちゃって休み気分にならないのです。ですからシーズン中の休みはもっぱら海外になるんですが、最近はメールはどこでも取れますからね。というわけで、お盆は多分、年で一番ゆっくり家にいられる時です。

で、毎年、この時にオフィスと家(一階と二階ですが)のコンピューター達のメンテナンスをします。社員一人なのに、Mac 5台、Windows 1台をLANでつないでいるんです。このメンテの様子はbrandog.exblog.jpに載せてあります。

で、その合間にオペラやブラジル音楽の動画をYouTubeで探して楽しんでます。

いくつかご紹介します。

パルマ歌劇場でカーテンコールからbisに応えて歌うヌッチ

■これは珍しい、フローレスのアルフレード、それも良くはしょられるカヴァレッタを歌う。

カラスの「夢遊病の女」on stage ジョルジュ・プレートル(多分?)指揮。この動画も珍しいのでは?

どうぞ、ご覧下さい。



お盆休みです。

今日から公私ともにお盆休み。来週いっぱい休業です。昔は夏休みは海外に出たり、富士山麓の山小屋に籠もったりしてだいたいは自宅にはいませんでしたが、子供達も大きくなり、生活パターンも変わってきたので、このところお盆は逗子にいます。

で、コンサートのスケジュールのチェックなどしているんですが、10月にドミンゴがリサイタルで来るんですね。7月に肺の病気で入院したばかりで大丈夫なのでしょうか?とは言え、S席で¥38,000-、全然安くはないですが、ベローナのアイーダの半額。なら、ドミンゴが名誉監督でも、来日しないベローナより価値あるかも、とも思います。両方とも、箱が国際フォーラムAホールと東京ドームと良くないんですけどね。

しかし、アイーダ、VVIP席が¥70,000-、まだ3日とも全席空き有りの状態ですが大丈夫なんでしょうか?ま、読売新聞と韓国のKBSが付いていますから、ガラガラでも大丈夫でしょう。僕もキャストを見て、チラッと行こうかなと考えたのですが、ヴィオレッタ・ウルマーナとフィオレンツァ・チェドリンス、両方大きく写真が出ていますが、一緒に歌う日はないんですね。やーめたっと。

一方のスカラ座来日も、まだリゴレット、ファルスタッフともに席がありますね。ファルスタッフは苦戦しているようです。エコノミー券、プレミアムエコノミー券、おみやげ付レギュラーチケットと矢継ぎ早に出していますが、こうなると最初にまともに買った人は馬鹿みたいで、僕のように「多分、安いチケット出るだろうな」という人は、「待ち」になりますよね。

こういう切符の売り方はもうやめないといかんと思います。そして、スカラ座でも音楽監督も来ない公演で7万も取るのは高すぎる。NBSも佐々木さんが体調を崩されているのか、交渉力が無くなってきているような気がします。

そして、NBSのアポロン会員、ミューズ会員どんどん減っていますね。プログラムの終わりに会員名を載せるので、如実に減少が解ってしまいます。と言う僕も勝手はアポロン会員だったのですが、今はやめました。(卒業?)こういう会員は、文化事業に対する寄付という意味合いがあるので、クレジットカードのように、ゴールド会員としてのプレミアムサービスを期待してはいけないのですが、それにしても年に25万円も払って、入会時にはゲネプロ招待とか書いてあるのに、何も無し。チケット優待と書いてありますが、発売時期だけの優待で、NBSの公演があると、同じ時期、会場でもチケット売られているので、特に優待ではありません。他に、プロムジカの会員やら、テアトロ・ジーリオ・ショウワ、いずみホール、アトレなどの会員にもなりましたが、年会費1,500年から3,000円くらいで、完全な優待(料金も時期も)チケット、会報、プログラムやシャンパンの無料チケットなど来ます。ジャパン・アーツは1年に一回くらい、フリーのチケットくれます。

NBSあたりなら、50万円でも100万円でも、いや1,000万円でもドネーション集めて会員にしていいと思うのですよ。METや他のオペラハウスやオーケストラだって維持会員たくさんいますから。そう言う人には何億円も寄付している方もたくさんいます。しかし、そういう会員にはそれなりのモチベーションをキープさせるギミックが用意されています。METだと、ドミンゴがその役をやっていますよね。彼は偉いです。

もう少し、コアなオペラファンを大事にして、新しいファンを育てるような方法を考えてほしいものです。でも、最近、NBSは若い職員を公募していましたから、そういうことも考え出しているのかも。。

夏はベッリーニ

いや、暑いですね。今日から猛暑と天気予報は言っていますが、昨日までだって充分暑かったです。こう暑いと、ヴェルディはあまり聴かないですね。ワーグナーもいかんです。イタリア系ならベッリーニ、ドニゼッティ、ロッシーニのベルカント系、ドイツならリヒャルト・ストラウスか。いや、むしろバッハです。あとは、ドビュッシー、ラベルの室内楽とか.... Jazzだと、金管系はダメです。ビル・エヴァンス、ホレス・シルヴァー、デヴィッド・ベノワのピアノ系、ボサノバだとロベルト・カルロス、カエタノ・ベローソなど男声の軽いのと、ブラジル66の中期、ラニ・ホールの声。 ようするに、冷製スパゲッティ、そうめん、ざる蕎麦系です。

車の中もそういうCDを持ち込んでいます。iPodを検索するのも面倒くさいんで。

ベッリーニは、春のザルツブルグでバルトリのノルマを聴いてから、本当に良く聴いています。と言っても34歳で亡くなったので、作品が少なく、簡単に手が入るのは、夢遊病の女、清教徒、カプレーティとモンテッキくらいなものです。で、やっぱり、この中で一番良く聴くのは、また、舞台も見ているのは「夢遊病の女」です。

僕は大事にしているCD,DVDが三枚あります。一番好きなのが、エヴァ・メイとホセ・ブロス。完成度からすると、次にあげる2枚のほうが高いとは思うのですが、エヴァ・メイの上品な声と、ホセ・ブロスの個性的で、まさにスイスの田舎の兄ちゃんという感じがとても良いんんです。

そして、次がバルトリ・フローレス、これはスタジオ版なので声もオケも素晴らしい。ロドルフォ伯爵のダルカンジェロ、リーザのベルタニョッリもいいです。最後のフィナーレのアリア、Ah! Non giunge の装飾歌唱はこの世のものとは思えません。天使の歌声。

で、最後が、ナタリー・デセイとフランチェスコ・メーリ版、これはエヴェリーノ・ピド指揮、リヨン歌劇場管弦楽団。個人的には、デセイのアミーナが一番好きなんですが、メーリがちょっと前述の二人より弱いかな。

しかし、この3枚を聴き比べると一日つぶれますが、けっこう至福の時です。
ホセ
バルトリ
デセイ

昔のカラスやサザーランドも悪くないんですが、こういうベルカントは今の歌手のほうが数段上手ですね。しかし、この3人のソプラノのいずれも生で、夢遊病を聴く機会がまだ無いんです。もうデセイは望めませんから、メイかバルトリでしょうね。メイとシラクーザなら最高だなぁ。聴きたい。

ノルマも良く聴くと、夢遊病とそっくりなところがありますね。びっくりするぐらい。その点、清教徒は全く違います。なかなか上演されませんね。ヨーロッパでもあまり多くないのでは。

夏はベッリーニです。作曲家の名前からしてミント系のカクテルみたいで、涼しげ。。オペラ以外に、オーボエ協奏曲を書いているんですが、聴いたことがない。探してみましょう。


紀尾井シンフォニエッタ東京「ロッシーニ スターバト・マーテル」

レポートが遅くなってしまいましたが、紀尾井シンフォニエッタ東京定期演奏会、7月26日(金)の公演、「名匠 カリニャーニ あの感動をふたたび/ケルビーニ 交響曲ニ長調、ロッシーニ スターバト・マーテル」に行って来ました。

指揮のパオロ・カリニャーニは、先日の新国立の「ナブッコ」で、生き生きと躍動感のある音を引き出していて感動しましたが、こんなにすぐ、また聞けるとは思っていませんでした。スターバト・マーテルを歌う歌手陣は知らない名前ばかりですが、ロッシーニ通の友人から聞くと、素晴らしいベルカント歌手ばかりとのこと。

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結果は上々! 素晴らしい公演でした。ケルビーニの交響曲も初めて聴きましたが、弦が厚く、室内楽のような響きがあり、いかにもイタリアという感じです。時代的にはレスピーギより前、スカラルッティより後、ちょうどボッケリーニ、アルビノーニと同じ18世紀後半から19世紀前半に活躍した音楽家ですね。たしかに、他の二人と共通したソフトでロマンチックな響きがあります。僕は、この時代のイタリアクラシック大好きです。なかなか生で聴く機会がないので、この演奏は貴重でした。楽しみました。

そして、ロッシーニのスターバト・マーテル、カリニャーニの指揮が素晴らしい。バッティストーニのように、音を掴んで引き出してくるのと違い、楽器を自由に鳴らしながら、肝をきちんと押さえて躍動感を盛り上げる。感動的でした。

そして、歌手陣も素晴らしい。特に、バスのジョヴァンニ・フルラネット、良く通る美しい声なのですが、軽いのです。素晴らしく軽いバス。フルチョ・フルラネットの甥かなんかかな? いやぁ、こんな人がいたんだ、と感激。そして、新国立の合唱団は当然ブラビッシモでした。今回はパートごとに少人数で聴けましたが、この合唱団はやっぱりうまいんですねぇ。

それにしても、この公演、A席で¥5,500-って大変なバーゲンです。スカラ座来日のリゴレットのS席の料金で、この公演13回行けます。紀尾井ホール、久しぶりですが、良い企画しています。

ソプラノ ラウラ・ジョルダーノ
メゾ・ソプラノ エレーナ・ベルフィオーレ
テノール フィリッポ・アダミ
バス ジョヴァンニ・フルラネット
合唱 新国立劇場合唱団

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