プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ルグリと輝ける仲間達

2007-08-11 14:16
7月にミラノでバケーション取ってしまったので、お盆は在宅。家内はサンフランシスコへ娘の入学手伝い出張に行っています。ヒマなのでブログどんどん更新しよう。----

昨日は「ルグリと輝ける仲間達」の8月10日の追加公演に行ってきた。

銀座で仕事を終えてから、バレエ開幕の6時半まで1時間以上あったので楽勝と思ったら、お盆前の渋滞で結局ギリギリにゆうぽうとの駐車場に到着。席についたとたんに開幕のベルがなりました。6月のミラノスカラ座ドン・キホーテ(来日公演)もそうだったたが、バレエは最近ほとんど一人で観劇だ。でも昨日はは男性も2割強くらいいました。

しばらくヴェルディ漬けになっているのでバレエは良い気分転換になったが、なにしろ苦労してこの切符を取ったその主目的だったオレリー・デュポンが足の指の骨折のために来れなかったのはかえすがえすも残念。昨日はこちらも体調悪かったので、デュポンも出ないし、もし開演に間に合わないようだったら、そのまま運転して家に帰ろうかと思っていたくらいでした。デュポンとルグリの「扉」をもう一度見たかったので、切符買ったようなもの。

デュポンの代役のエオノーラ・アバニャート、決して悪くはなかっのだが、デュポンのような存在の重さ、水の中を泳ぐようなスローモーションに見える動きが、「普通」の動きになっていた。デュポンのすごさが良くわかった。

ついでにいうなら、ドン・キホーテのタマラ・ロホのバランスとフェッテのすごさも、今回わかったような気がする。ともあれ、バレエはオペラにくらべて、すぐに感情移入が出来る、前もってストーリーや時代背景などを勉強しなくても、楽しめるのが、特に忙しい時になんとか間に合って見に行く時は、とても良いと思います。

ルグリは昨年の世界バレエの時よりシェイプアップした印象。アニエス・ルテルシュ、もジョゼ・マルチネスもまったく素晴らしかったが、この日の最後の演目、ルグリとモニク・ルディエールの「オネーギン」は、全く別の宇宙のアーチストというようなものすごいものでした。モニクはすでに引退、50代と思われますが、体全体の表現力が、10分ほどの幕の前後の長いストーリーをすべて見てきたような気にさせるほど、こちらを引き込みます。これが、オペラ座のバレエなんだなと感じます。これだけでも、切符の価値ありました。

ヴェルディの本を色々と読むと、パリの「グランド・オペラ」には必ずバレエが入るので、これが困難を生む、というような記述に何度もぶつかりますが、オペラ座でヴェルディがなかなか公演できなかったのは、これだけの表現力を持ってしまうバレエにどのように曲をつけるのか、、大変だったと思います。タンホイザーのパリ版とドレスデン版もバレエの有る無しが大きな違いですが、こうなるとパリオペラ座でバレエをみたい.... そろそろスケジュールチェックするかな、

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