プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

マノン・レスコー by キエフオペラ

チケットポンテでS席半額!に誘われて、文化会館でマノン・レスコー見てきました。平日、割と人気無い演目ということもあるが、入りは50%以下では?? 

マスネのマノンに比べて、練りに練ったという台本ですが、Verdiに比べるとプッチーニのストーリー作りは、合理性に欠けますが、その分音楽は美しい。

今回はソプラノのカテリーナ・ストラシチェンコが非常に良かった。ただ、声が良い、ということであって、表現力は今ひとつ。

で、もう一人の主人公デ・グリューのミコラ・シュリャーク、この人は悲しいくらい声量が無い。オペラは無理でしょ。ポップスでもやったらという感じ。合唱が入ると、全く聞こえないし、3幕目のル・アーブルの船着き場では、点灯夫と一瞬3重唱になるが、メガヘルツでいえば点灯夫の半分の音量。役かわったほうが良いのではと思いました。

グランドペラの専門劇場ということですが、ドンシャリスピーカーのように、クライマックスだけすごい音量で、楽器が良くないのか、音が割れる感じ。

先日のロベルト・デヴリューのウィーンフィルに比べてはかわいそうだが、いかにも荒い。でも、デヴリューの時の序曲のホルンのボロン...みたいな失敗はなく、それなりにオーケストラは手慣れた感じでした。

今回はどうも、オペラに没頭できず(子供や、ガタガタ音を出す客が多かった。無理矢理人を集めざるえなかったせいだろう)、ようやくラストのミシシッピーだかルイジアナの砂漠のシーンのマノンのアリアが良かったので、ここで満足感を味わった。が、すぐに、この第3幕2場(5幕目?)を、バレエのマノンの沼地のパドドゥにしてしまったらいいんじゃないかと考えたり、集中しきれない。(実際、これ良いアイデアではないか? もちろんマラーホフとヴィシニョーワで。。

辛口になってしまうのは、英国ロイヤルオペラのシノーポリ指揮、ドミンゴ、カナワのDVDを何度も見てしまったせいか... シノーポリがマノン・レスコーを蘇らせたというくらいだからね。
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