プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

こうもり at 新国立

”こうもり”、難しい漢字で書くと"蝙蝠”となりますが、やっと見ました。曲のほうは、GALAや、CDで嫌と言うほど聞いていたのだけど、何故かナマを見てませんでした。

31日とは言え、まだ1月ということで、お正月っぽいアドリブたくさんの楽しい公演でした。特に、ロザリンデ役のソプラノ、ノエミ・ナーデルマンというスイス人、新国立初登場でしたが、素晴らしかったです。ちょっと重めで中高音にボリュームが感じられる、最近あまり知らないタイプのソプラノ。なんか部分的にはカラスにすごく似ています。3幕目あたりは、声も暖まってきて全開!聞き応えありました。尚、容姿も素敵。またファンになりそうな女声が一人増えた.....

あとも(と十把一絡げにしては悪いが)けっこうレベル高かったです。アイゼンシュタイン役のヨハネス・クレンツレは、歌はやや声が熟し切っていない感じがあったが、演技が素晴らしく上手い! グラインドボーンの”フィガロの結婚”のスザンナのアリソン・ハグリーがそうであったように、完全に役になりきっているということは、特にオペラ・ブッファ(喜劇)の場合はとても重要。でないと笑えませんから。

ちょっと残念だったのが、指揮とオケで、序曲が始まってsぐに、「楽譜をその通り弾いてはいますが。。。」という感じがして深みが無い感じがした。時々、妙に伸ばしたりはしているのだが、曲に対する理解が不足している(などと偉そうなことを言っていいのかと思うのですけどね)感じ。良く言えばシンプル、淡泊なのだが、一緒に言った家内も「なんかウィンナワルツの微妙な揺れみたいのが全然無い感じね」と言っていた。その通り。ちょっとシャンパン飲んで演奏したほうが良かったのでは?

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しかし、まあ、例によって、この2週間、カラヤンとウィーン・フィル、クライバーとバイエルン国立の”こうもり”のCDをず~っと聞いていたので、これが完全に耳に焼き付いてたことは、マイナスして評価しないといけないと思います。

アドリブにはちょっと使いすぎじゃないかと思うほど、日本語が出てきたけど、楽しい公演でした。


ところで、今年の前半、これからの観劇予定でチケット取れているものは下記です。


2009.2.8 タンクレーディとクロリンダの戦い  横須賀芸術劇場
2009.2.13 ラ・トラヴィアータ 東京文化会館大ホール
2009.2.15 ライモンダ(バレエ)    新国立
2009.3.6 ハーディング (幻想交響曲他)  トリフォニーホール
2009.3.13 カルメル会修道女の対話    新国立中ホール
2009.3.15 ラインの黄金         新国立
2009.3.22 小曽根真 (JAZZ)       ジーリオショーワ
2009.4.12 ワルキューレ          新国立
2009.5.24 白鳥の湖(バレエ)       新国立
2009.6.28 コッペリア(バレエ、ロホ&カレーニョ) 新国立
2009.7.20 カルメン              文化会館
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