プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

世界バレエフェスティバル

世界バレエフェスティバルのBプロを見てきました。今回は、チケットの手配がうまく行かず、Bプロのみしか取れませんでした。本当は、タマラ・ロホの白鳥の湖も行きたかった。

今回、個人的に良かったと思うのは、出演順に「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」を踊った英国ロイヤルバレエのマリアネラ・ヌニェス。ロホとコジョカルの影に隠れていますが、ロイヤルバレエらしい、上品さ、気品にあふれて、シンプルな歩き方でさえ魅了されました。

そして、もう何度も見ていますが、「海賊」のホセ・カレーニョ。素晴らしいことは言うまでもないのですが、肌の色や野性的な風貌から、やたらに海賊で出ることが多く、それは若干不満です。この人ほど華麗で上品、最高の王子キャラクターはいないと思います。パートナーを回す手つきの優雅さ、ピロエットの回転に強弱がついて美しく廻り終わるところなどは、こっちも男ですが、ため息ものです。たまにはモダンも見たい気がします。

モダンでは、なんと言ってもデュポン、ルグリの「ベラ・フィギュラ」。「扉は必ず」と同じキリアンの振り付け。扉よりもややわかりにくい感じはしましたが、動と静の表現力はこの二人ならではです。ちなみにデュポンは最も好きな女性ダンサーです。

そして「エスメラルダ」のタマラ・ロホ、ポアントのつまさき立ちで3-4秒静止してポーズまで変え大喝采。グラン・フェッテも途中顔が後ろを向いて見えましたから、2回転半とかしているのではないでしょうか。が、この人も立ち歩きの姿が一番美しい。先月のコッペリアでタマラ・ロホの表現力を知ってしまったので、超絶技巧だけだとものたりない。やはり全幕物が見たかった。

NBSでは出ないだろうと言われていたザハロワが最後に踊ったのドン・キホーテも良かったです。可愛い.....

あとは、一昨年全幕出見たオーストラリアバレエの「白鳥の湖」のルシンダ・ダン。表現力がすごいというか色っぽいというか。。。英国王室を模したグレアムマーフィーの演出を思い起こしました。

一番会場が沸いたのは、ABTの若手ダニール・シムキン。体が軽いこともあってものすごい跳躍力、ジュテ(というのでしょうか、男性が開脚しながら大きく廻る演技)の高さは他の人のほぼ2倍。もはやシルク・ド・ソレイユの世界。。。

いつもバレエに来て思うのですが、バレエの観客は優しい。多少演技が下手くそでも大喝采、、ブラボー。およそブーイングなどは聴いた事がないですし、インターネットのブログなどでも、比較的優しい。(そうでもないのもあるのだろうか?)オペラの場合、出演者名明記でボロクソ書くのが新聞でさえ当たり前なのに何故でしょう?

ということで、今回、ちょっとこれはなあ。。。という演技やダンサーもありましが、書くのやめます。ハッピーエンドです。

さて、今年はこの後はすべてオペラ、次回は9月2日のスカラ座「アイーダ」です。もうひとつくらいバレエも入れたい。また、夏なので、ひさびさにボサノバ(iPodではもっぱらBossa聴いてますが)もライブも行きたいと思ってます。
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