プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

新国立 "アイーダ” コンサート形式のお勧めとオペラ新監督のこと

訂正:飯守さんの任期は2年ではなくて4年だそうです。間違えました。で、尾高さんは3年で、再任は固辞したそうです。飯守さんが4年というのも、個人的には、ムムムなんですが...




来週、7月27日金曜日と29日日曜日に新国立劇場で上演されるオペラ『アイーダ』(コンサート形式)の切符が、まだけっこう余っているようです。関係者には割引きチケットが出ていますが、その割引率が5%程度なので、僕は、アメリカンエキスプレスカードでチケットを買うことにしました。そうするとシャンペン一杯付いてくるので、5%の割引きより安い。

もともと、来年のシーズンのアイーダの本公演を見に行くつもりだったので、この公演はコンサート形式だし、本公演のプレ的なものかと思って、あまり気にしていませんでしたが、先日の学習院でのオペラ講座で、タイトルロールの中国人ソプラノ、和慧(He Hui ヘー・ホイ)のDVDを見せてもらったところ、これが非常に良い!というか素晴らしいのレベルだったので、行くことにしました。他のキャストもラメダスの水口 聡とか、ランフィスの妻屋 秀和は、もちろん期待できますし、公演自体が、日中国交正常化40周年記念2012 「日中国民交流友好年」 認定行事ということになっているので、中国人の他の歌手も期待できると考えています。

しかし、わからないのは、金曜日の上演開始を17時にしていること。グランオペラとは言え、4幕全部でも2時間半弱。休憩を長くしても3時間半くらいの公演なら、何故平日の上演開始を18時とか18時半にしないのか?僕も17時に初台に行くためには、結構仕事を早めに切り上げないと間に合いません。普通の会社務めしている人は、全く来れない時間帯に、なぜ設定するのでしょうね。

それと、新国立のオペラ、バレエ、演劇の2013年からの新監督が決まりました。オペラは、現在の尾高忠明さんから、ワーグナーの指揮者として日本の第一人者と言われる飯守泰次郎さんになります。

個人的には、はっきり言って不満です。今までの若杉さんも、尾高さんも、非常にバランスが取れた演目の構成をしていました。特に尾高さんは若杉さん亡き後、新制作を多く取り入れ、ドヴォルザークのルサルカは初演で大成功を収めました。で、ドン・ジョヴァンニのマリウシュ・クヴィエチェンや、ローエングリンのクラウス・フロリアン・フォークトなど、世界でも超一流の歌手を招聘しました。(ま、全部が彼の功績かはわからないですが)

来年も新制作のピーター・グライムズや、ナブッコ(もう切符取りました)そして、最後に夜叉ヶ池と、非常に意欲的な活動をしており、当然、このまま再任と思われました。実際、バレエの監督の牧阿佐美さんは10年以上、演劇の宮田慶子さんも、再任されて計6年の任期。オペラの監督だけ何故2年でコロコロと変わるのでしょう。2年では、企画からキャストの招聘も含めて、しっかりした仕事はなかなかできません。若杉さんとやってきた尾高さんだから、この2年充実した舞台ができたのだと思います。

ワーグナーやリヒャルト・ストラウスを振る飯守さんはすごいと思いますが、芸術監督として見た場合、あまりにも偏った傾向を持つ人が監督となることは、どうなのか、、心配です。まして来年はヴェルディイヤー、なんで飯守さん?という感じです。ま、バレンボイムも結局スカラ座のトップになってしまったし、同じようなものでしょうか? イタリアオペラ贔屓の偏見かもしれませんが、お手並み拝見。中身が悪かったら、アンケートにしっかり書きます。
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