プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

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世界バレエBプロ

世界バレエBプロです。Aプロも良かったと思ったが、比較するとBプロの方が魅力的でした。

まず、出だしでタマラ・ロホとスティーブン・マックレーの”ライモンダ”が良かったです。ロホが良いのは当たり前ですが、やはりマックレーは、今回の掘り出しもの(僕にとっては)。技術もジャンプ力もスピードもありますが、何より上品。気に入りました。

デュポンは、今回初めて(だと思う)"アザー・ダンス"を見ましたが、モダンとクラシックが融合していて、デュポンの魅力を見せるための演目のよう。素晴らしかった。相手役のジョシュア・オファルト。この3月にエトワールになったばかりの若手。まだデュポンをエスコートするって言う感じまで行きませんが、なかなか感性のある踊りを見せました。

そして、ルグリの”オネーギン”を久しぶりに見られたのも嬉しかった。ほんと久しぶりです。この前の時はモニカ・ルディエールとでしたから、最高のキャストでしたが、今日のマリア・アイシュヴァルト(シュツットガルト・バレエ)も悪くなかったです。このオネーギンの最後の手紙のやりとりの部分や、椿姫の3幕のパ・ド・ドゥなどは、オペラとは全然違う表現(椿姫のパ・ド・ドゥはオペラには無い)なんですが、オペラでは、簡潔に表現して余韻を残すところを、バレエでは、魂まで見えるように、感情を込めて無言で踊ります。この表現の違いがとてもおもしろい。"海賊”なんかも、ヴェルディ版やベリーニ版と比較して見ると面白いです。マノンなんかは、バレエの完成度は相当高いと思います。

で、その"海賊”、今日はナタリーヤ・オシポワとイワン・ワシリーエフがやりましたが、これは素晴らしかった。今日の最高の出来じゃないかな。オシポワは、だいぶ前から目を付けていたのですが、ここ数年で、ぽちゃっとした可愛い感じから、筋肉質のシャープな体型になり、踊りも素晴らしくうまくなった感じ。ワシリーエフは、僕のバレエの師匠、Kさんのお気に入り。さすが、すごいパフォーマンスでした。

残念だったのは、マチュー・ガニオがシルフィードを踊ったのですが、なんか小さい回転で軸がぶれたり、いまひとつパッとしなかったなぁ。

一方、あまり好きではない、セミオノワがシェエラザードで、切れのある良い踊りを見せてくれたのは、得した気分です。

今日は、公演の最終日ということで、カーテンコールの後に、全出演者が、使用したトゥシューズを、大量に観客席に投げ入れるというサプライズがありました。

今日に限って2階席だったので、残念。先週までの3公演はずっと一階の10列より前だったのに。

デュポンのトゥシューズ手に入れたら家宝にするのになぁ。

ともあれ、7月から続いた僕のバレエシーズンも、一応終わり。これからオペラに戻りたいところですが、9月末から始まる大学院での講師業の支度でしばらく相当忙しくなりそうで、次のオペラは、9月8日の藤原歌劇の"夢遊病の女”です。しばらく仕事に没頭します。
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