プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

グラインドボーンに行きたい!

しばらく更新していませんでした。9月末より東京理科大大学院で、「著作権のライセンシング」の授業の講師をやることになり、その準備で盆休み以来ずっとオフィスにこもっています。

著作権を確率したベルヌ条約は、ヴィクトル・ユゴーが草案したもので、そのきっかけはヴェルディが彼の原作をオペラに使ったことにあると、僕は思っています。その検証をして、なんとかこの授業の中で、オペラと著作権の成立の構図を教えたいと思っています。ヴェルディは著作権料(特にレクイエムなど)で大富豪となり、その上農業でも成功したので、私財を投じて今も立派に活用されている"音楽家の家”をミラノに残しました。が、それまでの作曲家は王室などのパトロンが付くか、学校の先生にでもならなければ、稼げなかったのです。モーツァルトもその代表。ドニゼッティは貧しく亡くなりました。ワーグナーは借金取りに追われる半生と王室から金を搾り取る後半生でした。

ま、そんな余計なことを、授業に取り入れようとしているので、用意も時間がかかるのです。学生が喜んでくれるといいなぁ。

ところで、先週、イギリスのグラインドボーン音楽祭で、マエストロ大野和士指揮による、ラヴェルのダブルヴビルの公演、「スペイン時間」と「子供と魔法」はとても良かったようです。加藤弘子先生からのFBで知りました。ここは、ある意味バイロイトより敷居高いですよね。一度行って見たい。

今年は、すでにチューリッヒ劇場、ウィーン国立劇場に行きましたが、やはり11月にシチリアに行ってマッシモ劇場のパレルモで、ヌッチの"二人のフォスカリ”、カターニャで、デヴィーアの”ラ・トラヴィアータ”を見に行くことにしました。すでにフライトチケットも取りました。こんなことでもないと、シチリアなんか行かないですよね。いや、逆かな。オペラのためにシチリアまで行く人はあまりいないかな?

バレエと違って(と言うとバレエのファンには怒られそうですが)、オペラは、勉強して行かないと楽しめないです。今回はトラヴィアータは、だいたい暗記していまうが、二人のフォスカリは、何度か見て行かないと。。

本当は9月にLAオペラで、ドミンゴがバリトンで歌うフォスカリがあるんですけど、ちょっと行けないだろうなぁ。

9月からは、教える一方で、習う方も始まります。加藤先生のオペラ講座「ヴェルディとワーグナーのオペラ」全6回シリーズです。これも楽しみ。
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