プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

夢遊病の女、もうすぐ開幕です。

この週末の藤原歌劇団の「夢遊病の女」楽しみにしています。今週は、車で東京の往復の間に、バルトリ版とデセイ版のCDを聴いています。(両方ともエルヴィーノはフローレスです)両方とも、すごく良いんですが、全然タイトルロールとしてのスタンスが違いますね。バルトリは、あくまでレッジェロで美しいコロラトゥーラの超絶技巧を使って、声だけで、別の世界に連れていってくれます。最後のアリアは奇蹟です。デセイは、目の前に舞台が浮かんでくるような、演劇性のある、これも素晴らしい歌い方です。連隊の娘のデセイが素晴らしいのは、この夢遊病の女でも同じです。

しかし、こんなベストなCDを聴いていると、藤原の夢遊病の女の感激が薄くなりそうな恐れもあります。僕は、8日の公演を取りました。アミーナを高橋薫子が、伯爵を妻屋秀和が歌うのがその理由です。この二人好きなんです。

藤原歌劇団は、何年か前に百合ヶ丘の昭和音大のテアトロ・ジーリオ・ショウワで夢遊病をやったことがあります。小さな舞台でしたが、とても良かったです。あそこで見た公演の中では一番良かったのでは。

いわゆる、オペラ・ブッファとは正確に言うと違うのかもしれませんが、喜劇性のあるオペラ、けっこう好きです。ヴェルディがファルスタッフ以外は、オペラ・セリアなので、ブッファはどうしても他の音楽家になるのですが、ベリーニではこの夢遊病の女、ドニゼッティ、連隊の娘、ロッシーニ、ランスへの旅、セビリアの理髪師、ストラウス、ナクソス島のアドリアーネ、ここらへん、本当に好きですが、セビリア以外はあまり日本では上演されません。

8日は楽しみです。img0951.jpg
関連記事
スポンサーサイト

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://provenzailmar.blog18.fc2.com/tb.php/234-4c259a4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad