プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ヴェルディーイヤー

世界中で2012-2013のシーズンが始まり、ヴェルディーイヤーとしてスペシャルプロジェクトを組むオペラハウスも増えています。

10月1日からパルマでは、フェスティバル・ヴェルディがスタート、これは毎年やっているプロジェクトのようですが、今年は気合いがはいっています。”リゴレット”はレオ・ヌッチのタイトルロール、マントヴァ公はこの役を得意としている、ピエロ・プレッティ、ジルダは僕は聴いた事ありませんが、なかなかの評判、ロッシーニ唄いのようですが、ジェシカ・プラットです。

現地からの速報によれば、10月5日の舞台では、二幕目の最後のリゴレットとジルダの二重唱はアンコールになったそうで、なんともイタリア的な素晴らしい公演だったそうです。パルマでは、10月は、「レニャーノの戦い」、「ヴェルディ・ガラ」をやります。ガラにはヌッチも登場。しかし、ヌッチ、その後すぐに日本に来て、イタリアに帰ってすぐ、シチリアでフォスカリ。70歳にして元気ですね。

ヴェルディの故郷ブッセートでは、10月8日にディナーガラをやる予定ですが、オペラ公演は予定されていないようです。ちょっとさびしい。

スカラ座も11月にはリゴレットをやります。今年既に、アイーダ、ルイーザミラーを公演していますが、来年は、ファルスタッフ、ナブッコ、マクベス、オベルト、仮面舞踏会、ドン・カルロ、アイーダと続きます。

僕としての注目は、なんと言っても「オベルト:サン・ボニファーチョ伯爵」の公演です。ヴェルディがミラノに出てきての第一作目のこのオペラ、僕もCDでは手に入れましたが、そうめったに公演されないんです。

しかし、スカラ座でのヴェルディ公演は、どれもバレンボイムは指揮しません。昨年のシモンでのブーイングで懲りたのでしょうか? それで、残りの公演はほとんどワーグナー、リングとオランダ人、ローエングリンです。このうち、オランダ人以外をバレンボイムが振ります。バレンボイムのリングやローエングリンは、また聞いて見たいですが、カウフマンが唄うとあっても、あまりスカラ座では聞きたくないなあ。まあ、今年はワーグナー生誕200年でもあるので、しかたないところでしょうか?

METは特にヴェルディイヤーとはうたってはいませんが、今シーズンはアイーダにはじまり、仮面舞踏会、ドン・カルロ、オテロ、リゴレット、トラヴィアータ、イル・トロヴァトーレ、とけっこうやりますね。ドン・カルロのエリザベッタは、フリットリ。去年の敵をうちたいところですが。。ダムラウのヴィオレッタもそそられます。それと、METもヘンデルをやります。「ジューリオ・チェーザレ」先月パリのオペラ座でデセイがやったのを持って来るようです。これは見たいな。

で、日本ではどうかというと、新国立は、アイーダとナブッコだけというのはちょっと寂しい。ヴェルディイヤーなんですから、新制作でもうひとつくらい入れてほしいところ。2つとも切符は取りましたが、藤原の2月の仮面舞踏会も行くつもりです。そして、なにより11月のスカラ座の引っ越し公演、ハーディング指揮のファルスタッフ、ヌッチのリゴレット(ジルダは、エレーナ・モシュクになるらしい)、これは逃せないですね。高いでしょうけど。

ところで、NHKーFMで10月12日に、プレッティ、ランカトーレのリゴレットをやりますね。忘れなかったら聞いて見ましょう。
関連記事
スポンサーサイト

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://provenzailmar.blog18.fc2.com/tb.php/242-9913ddf7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad