プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

マリエッラ・デヴィーア降板、シチリア行き断念

いや、残念! 来月27日にシチリアのパレルモマッシモ劇場で、ヌッチの”二人のフォスカリ”、2日後の29日に、そこから車で2時間ほどのカターニャのマッシモ・ベリーニ劇場で、デヴィーアのトラヴィアータを見にいくつもりで、フライトからホテルまでの手配をすべて終えていたのですが、ここに来て、デヴィーアが降板。代わりにダブルキャストで、Yolanda Auyanet / Daniela Schillaciという配役になったのですが、知らないなぁ....  結局ヌッチのフォスカリだけのために、うん十万円かけてシチリアまで行くかどうかということを迫られることになりました。

で、結果あきらめました。コスト効率が悪すぎる。来年、ヌッチはリゴレットで、デヴィーアはトラヴィアータで来日する、というのが理由です。しかし、フライトのシートのアサインまでして、仕事でミラノにも寄るつもりでいたので、正直相当ガックリきました。でも、もともと、この頃は講義を持っている東京理科大学大学院 の授業関係も忙しいので、休講したくなかったし、ロサンジェルスから叔父夫妻も来るので、まあ、最初からけっこう無理があったんです。

フォスカリは実はDVDではヌッチの2000年のサンカルロ歌劇場のを持っています。これはなかなか良い、サンティの指揮もいいし。フォスカリも暗い演目ですね。ちょっとシモンに似ています。先月、ロサンジェルスオペラで、ドミンゴがタイトルロールをやっていました。ドミンゴの場合、バリトンに声をさげても、かなりテノールっぽいので、そういう意味ではヴェルディのバリトンは出来るんですが、(フィガロはできない)ただ、やっぱりヒーローそのものの人ですから、リゴレットとかヤーゴとかは難しいんですよね。だから、今まで、ジェルモン、シモン、フォスカリとここ5年くらいでやってきました。すでに70歳ですから、あと5年、フォスカリは見る機会がありそうですね。あとはナブッコができるんじゃないかなぁと思います。

ただ、やはり名テノールですが、名バリトンではないんですよ。それはヌッチのほうがすごい。

来月ヌッチが来ます。チケットはとってあるんですが、サイン会にならんで、つたないイタリア語で11月のフォスカリ見に行きます、と言おうと思っていたんですが、無理になりました。

この不満というか、やり場のない怒りを、なんとかすべく、本日は家内と来年5月のザルツブルグ音楽祭行きのフライト手配しました。バルトリのノルマ、バルトリとルネ・パーペ(すごい組み合わせ)のドイツレクイエム、そしてその2日前にザルツブルグでフォークトのマイスタージンガー。全部取って、フライトもホテルも取って、やっとすっきりしましたとさ。
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