プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

「セヴィリアの理髪師」の快楽

柄にも無く、重い話題のブログを書いてしまったので、今日は軽く。。。

セヴィリアの理髪師の予習用に、色々な指揮者や歌手のバージョンのプロダクションを見たり、聞いたりしました。全盤で5枚、Una Voce Poco Faだけだと10個くらいありました。一番重いのは、63年グラインドボーン(行きたい..)のヴィットリオ・グイ、この人はグラインドボーンの音楽監督を長くやっていたと思いますが、彼の指揮で、僕の好きな可愛い声のヴィクトリア・ロス・アンヘルスのロジーナのCD。いや、これはトリスタンが始まったかというような重さ。これはゴッビとカラスのよりも重い。一番軽いのは、2010年に出たバルトリのCD(名盤です)Sospiriに入っているUna Voce Poco Fa、ベルカントの極みという装飾歌唱のこのバージョン、車の中で初めて聞いて、たまげて高速の降り口を行き過ぎてしまいました。

バルトリのセヴィリアのフルバージョンがないかと思ったら、あったんですよ。1988年ボローニャでの、ヌッチがフィガロ、指揮パターネ。なんとバルトリ22歳です。でも、この歳でも圧倒的にうまい。そして、ヌッチが、テノールのようにキラキラした声で素晴らしいです。これ、いくらか忘れましたが、HMVで安いです。DECCA盤、ちなみに1日かけて聞き比べて、一番良くなかったUna Voce Poco Faはゲオルギューでした。まぁ、これは納得ですが。

ところで、私の師匠から教えられて、ようやく合点が行ったのですが、新国立のセヴィリアでは最後のアルマヴィーヴァ伯爵のアリアがカットされていたんです。どうも間が抜けていたと思いました。

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