プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ヴェルディ&ワーグナーイヤー

来年の両巨匠誕生200周年を祝って、「ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭実行委員会」が発足しました。(していました。)これは、画期的なことだそうですが、名を連ねているのはジャパンアーツを筆頭に、新国立劇場、新日本フィル、二期会、東京音楽祭、日本オペラ振興会、読響、HMVといった、プロモーター、劇場、楽団、公演団体に限られています。ここに、ヴェルディ協会とワーグナー協会がはいればもっといいのに。

僕のようにヴェルディもワーグナーも両方とも聴くような素人ファンは少ないんでしょうか。僕にとては、ヴェルディが一人横綱で観劇の精力の6割方を裂いていますが、大関にはワーグナーとロッシーニ、関脇にドニゼッティとベッリーニ(あくまで個人的な番付です)、小結にモーツァルト、リヒャルト・ストラウス、前頭筆頭にはマスネ、ドリーブ(ラクメしかないが)という感じです。プッチーニが入っていませんよね。プッチーニはメロディは好きなんですが、オペラとしては新派かテレビドラマのようで、ストーリーの満足感に欠けます。日本人のほとんどが好きな「ラ・ボエーム」はDVDすら持っていません。三部作の「外套」は好きですが。

話は戻って、ワーグナーは観劇もしているし、DVDもCDもそこそこあるのですが、なんせ長いのと重い(雰囲気が)で、日曜の朝気軽に朝ご飯を食べながら聴くという感じにならないんですよね。朝ご飯はロッシーニがドニゼッティですね。これならDVD横目に見ながらでも食べられます。

しかし、来年はハンブルグまでマイスタージンガーを聴きに行くので、少し真剣にワーグナー聴いています。まずは、マイスタージンガーをMET&レヴァインで見たのですが、どうもピント来ません。マイルドすぎる。今は、バレンボイム版を聴いていますが、ずっといいですね。でも、やっぱりフルトヴェングラー、ショルティあたりがベストなのかなぁ。メータがバイエルンで来た時も良かったです。

で、とりあえず、フルトヴェングラー、バレンボイムあたりに絞って(この二人は師弟関係ですね、たしか)色々と聞いて行こうと思います。フルトヴェングラーのリングは、CD12枚は、やっと半分聴きましたが、けっこう疲れます。

それと、歌手は男性は、その名もジークフリート・イェルザレムを筆頭に、ドミンゴ、ルネ・コロ、ルネ・パーペ、そしてハンス・ホッター!!その他色々と名前が挙がってくるのですが、女性は?というと、ワルフラウト・マイヤーくらいしかまともに聴いていないのです。で、また古いところに戻って、キルスティン・フラグスタッド(フラグスタートですかね?)を聴き始めています。前にも書きましたが、この人は、最近入れた真空管アンプとデジタルUSB-DACの結合したシステムで、素晴らしい声だということがわかりました。

でも、どうもワーグナーは古いほうに行きますね。

で、ヴェルディの方は、こちらは、もう観劇もDVDもCDもそろえまくっています。2月の藤原の「仮面舞踏会」、3月の新国立の「アイーダ」ゼッフェレリ演出、やっぱりいいですね。堀内康雄のアモナズロがまた聞けます。オペラにこれから入ろうという方には、絶好の豪華絢爛演出です。同じく3月は二期会、安藤赴美子の「トラヴィアータ」、4月はフェニーチェ歌劇場来日でミョンフン指揮グンデ、タイトルロールの「オテロ」、そして神国の「ナブッコ」はザルツブルグにバルトリを聴きに行くので行けなくなりました。残念。切符売らなくちゃ。しかも、旅行の間にフリットリが来てヴェルディの歌曲を歌うそうで、残念至極。でもフリットリは日本には年に1-2回来ているので、絶対来ないだろうバルトリ優先です。

この後はまだ思案中、6月のハンガリーオペラの「トラヴィアータ」エヴァ・メイの方で行きます。6年前にメストと来た時の3幕目のピアニシモが忘れられません。そして、大阪いずみホールで、堀内康雄のシモン・ボッカネグラ。今まで海外まで見に行っていたので、シモンが大阪で見られるなら当然行きます。

で、その後が問題。4月の新国のリゴレットはパスですね。でも、10月のスカラ座来日のヌッチのリゴレットは、手を尽くして良い席で見たいです。ハーディングが振ってくれたほうがいいんですけどね、

あとはトリノ王立が12月に来ますが、「仮面舞踏会」、ノセダは良いとしてキャスト悪くは無いけど、エコノミー券くらいなら行きたいかな。この頃、METかイタリアにヴェルディ中心に聴きに出張しようかとも思っていますし、新国立の演目にもよりますね。

今年から来年にかけては、ヌッチはヨーロッパ各地で「二人のフォスカリ」をやっていますので、これもどこかで見たいです。ムーティーもシモン・ボッカネグラを最近ローマで振って、素晴らしかったとのこと。来日するかもという期待気味のうわさもあります。スカラ座は、来年「オベルト」もやるし、当然、来日での2公演「リゴレット」、「ファルスタッフ」そして、「ナブッコ」、「マクベス」、「仮面舞踏会」、「ドン・カルロ」、「アイーダ」とヴェルディナンバー揃いです。

だんだん小さくなってしまっている、パルマのヴェルディフェスティバル、今年はどうなるのでしょうか?できれば、それにからめて行きたいんです。

あ、あと、藤原がマリエッラ・デヴィーアを呼んでトラヴィアータを9月にやりますね。アルフレードがちょっと、というかかなり何ですが、この前シチリアで聴くはずだった敵をとりたいと思います。トラヴィアータとシモンは年に3回でも4回でも見てあきません。トリスタンは3年に1回くらいにしてほしいですが、でももう5年聴いていないなぁ。

休みの日、オペラ聴きながらこんなふうにチェックしていると楽しいです。僕はバレエも行くので、そっちもチェック。しかし15年くらい前は、同じようにボサノバ、Jazzのライブのチェックしていて、トゥース・シールスマン(Jazzハーモニカの巨匠)を聴きにNYまで行ったり、ジョアン・ジルベルトを3日続けて聴きに行ったりしてたんですから、僕の音楽環境もだいぶ変わりました。

今日は雨です。一日こんな感じで過ごしそう。

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