プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ドン・カルロ by METライブビューイング

これは、先日WOWOWで放映した多分2010年のMETでのドン・カルロ

【指揮】ヤニック・ネゼ=セガン
【演出】ニコラス・ハイトナー
【出演】ドン・カルロ:ロベルト・アラーニャ
王妃エリザベッタ:マリーナ・ポプラフスカヤ
国王フィリッポ2世:フェルッチオ・フルラネット
ロドリーゴ:サイモン・キーンリーサイド
エボリ公女:アンナ・スミルノヴァ

2011年に来日したMETでドン・カルロを見ましたが、演出はクラシックなジョン・デクスター。この時は歌手は変更が相次ぎ、タイトルロールのヨナス・カウフマンは放射能を嫌って来日せず。エリザベッタのバルバラ・フリットリはラ・ボエームに横滑りと、切符を買ったファンは暴動を起こすような騒ぎになりました。カウフマンはともかく、フリットリのエリザベッタは聴きたかった。で、今までその機会にNYに行けずにいます。

ただ、この時のファビオ・ルイジの指揮は良かった。それに比べて、ヤニック・ネゼ=セガンの指揮は、やや単調で弱い感じがします。

このライブビューイングで圧巻は、やはり国王のフェルッチオ・フルラネット。もう完全に主役ですね。ちょっと他の歌手がかすむくらい。アラーニャはなかなか良いんですが、顔つきもあるせいか、どうもソフトすぎる感じ。個人的にはラモン・ヴァルガスのほうが好きです。キーンリーサイドは、なかなか聴かせます。いいですね。これも個人的には、来日した時のホロストフスキーよりずっと好きです。ただ、顔はイギリスのサッカー選手みたいですが。

それにしても、スペインは今も王政なんですよ。知ってました? フランコの時代が終わって、王政復古したのです。ですからスペインは、今もスペイン王国なのです。もちろん、王であるホアン・カルロス1世は、実質的な権限はなくて、その下に首相が組閣をしている民主主義国ですが、それでも国王は日本の天皇よりは政治の場に出てきます。国際会議で、ベネズエラのチャベス大統領に「少し黙ったらどうだ!」と一喝入れたのは有名な話。

僕はクラシカは契約していませんが、WOWOWでもけっこうオペラやります。今晩は、なんとマリウシュ・クヴィエチェンのドン・ジョヴァンニです。録画が、普通のテレビ番組と同様に一発で予約できるので便利。

ドン・カルロは、やはりヴェルディを見たぁ!という堪能感あります。
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