プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ドイツレクイエム バルトリ&パーペ

ちょっと前になりますが、5月21日のザルツブルグの祝祭劇場で行われた、バレンボイム指揮のドイツレクイエム、「自己犠牲」をテーマにした、この音楽祭の最後を飾る豪華な歌手陣、ルネ・パーペとチェチリア・バルトリ。こういうコンビを聴くのは、バルトリとフローレスを生で聴くより難しいのでは?と思いました。

ブラームスはあまり知らないのですが、この曲は予習していきました。しかし、レクイエムって生で聴くと迫力がすごい。しかも僕達が座った席は一列目のほぼ真ん中、バルトリまで2メートル、バレンボイムまで4メートル、パーペまで5メートルくらいのところでした。ベストシートかどうかは?ですが。音が上を飛んでちゃうんですね。サントリーホールなんかもそうですが。

でも、この3大音楽家の表情を間近に見られたのは良かったです。バルトリは演目の最初、緊張しがちだと聞きましたが、その通りで、座って歌い出しを待つ間、かなり緊張して唇のぬれ具合を気にしていました。それに対して、ルネ・パーペは泰然自若。この人かっこいいですねー。この前のMETライブビューイングのパルシファルのグルネマンツ役でもそう思いましたが、燕尾服を着て、とどろくようなバスで唄うパーペはかっこいい。もちろん、バルトリもすごかったですが、音量の点ではやや不利でしたね。
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バレンボイムもブラームス振るのは得意でしょうから、とても良かったのですが、なんと途中でズボンのサスペンダーがはずれてしまったようで、ズボンがずり落ちてきて、それを指揮しながら一生懸命押さえてました。楽章の間になんとか、もう一度サスペンダーをはめようとして、ついに観客の失笑を買いました。口の悪い英国のブログには、He is loosing his pants.なんて書かれてました。

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公演が終わると、外は雨。僕達が去ったあと、ザルツブルグは大雨で洪水になったのですが、この時の雨はすぐに小降りになり、バーで一杯やってザルツブルグ最後の夜に乾杯しました。

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