プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

夏はベッリーニ

いや、暑いですね。今日から猛暑と天気予報は言っていますが、昨日までだって充分暑かったです。こう暑いと、ヴェルディはあまり聴かないですね。ワーグナーもいかんです。イタリア系ならベッリーニ、ドニゼッティ、ロッシーニのベルカント系、ドイツならリヒャルト・ストラウスか。いや、むしろバッハです。あとは、ドビュッシー、ラベルの室内楽とか.... Jazzだと、金管系はダメです。ビル・エヴァンス、ホレス・シルヴァー、デヴィッド・ベノワのピアノ系、ボサノバだとロベルト・カルロス、カエタノ・ベローソなど男声の軽いのと、ブラジル66の中期、ラニ・ホールの声。 ようするに、冷製スパゲッティ、そうめん、ざる蕎麦系です。

車の中もそういうCDを持ち込んでいます。iPodを検索するのも面倒くさいんで。

ベッリーニは、春のザルツブルグでバルトリのノルマを聴いてから、本当に良く聴いています。と言っても34歳で亡くなったので、作品が少なく、簡単に手が入るのは、夢遊病の女、清教徒、カプレーティとモンテッキくらいなものです。で、やっぱり、この中で一番良く聴くのは、また、舞台も見ているのは「夢遊病の女」です。

僕は大事にしているCD,DVDが三枚あります。一番好きなのが、エヴァ・メイとホセ・ブロス。完成度からすると、次にあげる2枚のほうが高いとは思うのですが、エヴァ・メイの上品な声と、ホセ・ブロスの個性的で、まさにスイスの田舎の兄ちゃんという感じがとても良いんんです。

そして、次がバルトリ・フローレス、これはスタジオ版なので声もオケも素晴らしい。ロドルフォ伯爵のダルカンジェロ、リーザのベルタニョッリもいいです。最後のフィナーレのアリア、Ah! Non giunge の装飾歌唱はこの世のものとは思えません。天使の歌声。

で、最後が、ナタリー・デセイとフランチェスコ・メーリ版、これはエヴェリーノ・ピド指揮、リヨン歌劇場管弦楽団。個人的には、デセイのアミーナが一番好きなんですが、メーリがちょっと前述の二人より弱いかな。

しかし、この3枚を聴き比べると一日つぶれますが、けっこう至福の時です。
ホセ
バルトリ
デセイ

昔のカラスやサザーランドも悪くないんですが、こういうベルカントは今の歌手のほうが数段上手ですね。しかし、この3人のソプラノのいずれも生で、夢遊病を聴く機会がまだ無いんです。もうデセイは望めませんから、メイかバルトリでしょうね。メイとシラクーザなら最高だなぁ。聴きたい。

ノルマも良く聴くと、夢遊病とそっくりなところがありますね。びっくりするぐらい。その点、清教徒は全く違います。なかなか上演されませんね。ヨーロッパでもあまり多くないのでは。

夏はベッリーニです。作曲家の名前からしてミント系のカクテルみたいで、涼しげ。。オペラ以外に、オーボエ協奏曲を書いているんですが、聴いたことがない。探してみましょう。


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