プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

明日からヴェルディ3連チャン

さて、明日から、木金土と3日間ヴェルディ漬けです。

まず明日は、藤原歌劇団のトラヴィアータ。マリエッラ・デヴィーアのタイトルロールです。現在の最高のトラヴィアータ歌いと言われています。ただ、今年で65歳ですからソプラノとしてはそろそろ厳しい年齢かなと思います。グルベローヴァより2歳下なだけですから。。9月23日にはオペラシティでリサイタルもあるので、これも楽しみです。ヘンデルからラヴェルまでの幅広いメニュー。まだチケットありますね。東京プロムジカは、たしか学生には無料で桟敷席を開放していますから、まわりに若い人がいたら教えてあげてください。

という訳で、デヴィーアの生の声もいつまで聴けるかわかりませんから、明日は真剣に聞かなくてはいけません。そして堀内康雄さんのジェルモンも楽しみですね。7月の大阪のシモンでは素晴らしい声を聞かせてくれました。このごろ表現力がますます力強くなっていて引き込まれますね。トラヴィアータは9/7のBキャスト公演も行きます。藤原で初めて大役に挑戦する佐藤亜希子さん。知り合いの友人なのですが、先日ベッリーニの「異国の女」でタイトルロールをやっていたのに気付かず、聞き損ないました。最近の藤原のソプラノ、砂川涼子さん、野田ヒロ子さん、そして昨年の夢遊病の女で日本のディーヴァを再確認させられた高橋薫子さん、とにかくレベル高いです。高橋さんにもヴィオレッタも歌ってほしいなぁ。最近、ヴィオレッタもベルカントっぽいソプラノが良いなぁと思います。それは、やはりエヴァ・メイやナタリー・デセイのヴィオレッタを何回か聞いたことが大きいですね。ネトレプコやゲオルギューなど、スピントのヴィオレッタは、当然のように最も頂点になるところは、1幕2場、アルフレードに手紙を書いているところを見つかった後の有名な”Amami, Alfredo, quant'io t'amo(私と同じくらい愛して)”のところになります。ここがヴィオレッタの死になるところなので、涙、涙になるのですが、レッジェーロな声のメイだと、3幕でももう2回くらい泣かされるのです。デヴィーアの生は初めてです。昨年、カターニャまで行って聴くはずでフライトもホテルも取ったのですが、ドタキャンになりましたから今回こそという感じです。

そして、間の6日金曜日は、スカラ座のファルスタッフ。バルバラ・フリットリのプレス発表での姿、随分痩せて綺麗になりました。そして、巨漢マエストリ、今絶頂のカヴァレッティ、ベルカントからヴェルディに上がって来て光っているバルッチェローナ、ナンネッタにイリーナ・リングというのも贅沢。フリットリは、12月のトスカを降板しましたから、やはり自分はスピント、ドラマティコまで行かないと決めたわけですよね。ファルスタッフとしては、劇場が大きすぎる気はしますが、こんな豪華キャストはなかなか聴けません。

ところで、スカラ座のプレスミーティングには、ヌッチも元気な姿を見せていたそうです。良かったぁ!

リゴレットのほうは、結局11日の公演のチケットしか取れず、本当はちょっと聞きたかったモシュク、デ・ムーロはあきらめかな...と思っています。ヌッチは、さすがに40-50代の時のような輝く高音域は失われてきていますが、中低音域の表現力がすごくなりました。去年、チューリッヒで聴いたシモンは、今まで聴いたオペラの中で一番感動しました。最近はリゴレットでは、マチャイゼとかムーラと組むことが多いようですが、今回のマリア・アレハンドレスもヴェルディ得意の若いソプラノです。まだ30歳前のはず。モシュクをはずしたのはちょっと賭けですが、モシュクかなり聴いてますので、新しいメキシコ出身のソプラノに期待!
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