プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

久々のヴィヴァルディ

9月20日、東京フィルハーモニーの定期公演のお誘いを頂き、サントリーホールに行って来ました。ヴィヴァルディの四季を生で聴くなんて、昔イ・ムジチで聴いて以来20数年ぶり。ヴァイオリンソロは2009年に16歳で権威あるハノーファーのコンクールで優勝した三浦文彰。東フィルコンサートマスターの三浦章宏氏の息子さんということで、今回初めて親子共演を果たしたそうです。お父様は、演奏終了後文彰氏の握手に応え、ハンカチで汗をぬぐっていましたが、きっと涙していたのでしょう。感動のシーンでした。

文彰氏の演奏、素晴らしいです。清冽という感じで、ヴィヴァルディの指揮を絵画的に表現していきます。これがまた、イケメンでかっこいい!まるでのだめカンタービレの千秋みたい。人気出るでしょうねー。ヴァイオリンはがダニーニ、ストラスヴァリウスと違って、渋めの音ですが、やはり良いです。

僕が初めてクラシックに脚を踏み込んだのは、良くあるパターンで、Jazzからグレン・グールド経由バッハでした。20代前半のころ。それまでは、ボサノバ、ジャズファン(今でも)でした。初めて聴いた無伴奏チェロは、論・カーターでしたから。それで、バッハの有名な曲を聴きまくっていたら、CDなるものが登場。初めて買ったCDは、オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲BWV1044、トレヴァー・ピノック&イングリッシュコンサート盤でした。¥3,500-しました。今なら¥10,000-くらいの価格感ですね。70年代後半から、イタリアンバロックの小ブームがあって、イ・ムジチやイタリア合奏団、ローマ合奏団とか流行ましたね。でもイタリアンバロックと言っても、ヴィヴァルディが7割くらいで、あとはスカラルッティ、コレッリ、アルビノーニくらいで、やたら四季ばかり演奏されてました。あの時は「もういいや」と言う感じましたが、今改めて聴く機会を得ると、素晴らしい曲です。ヴィヴァルディはヴェネチアの司祭だったのですが、曲にもヴェネチアの空や夕陽のイメージが感じられます。

目をつぶっていたら、僕の20代が戻って来たような感じでした。

で、余談ですが、その後ボッケリーニに取り憑かれるんですが、これはイタリアンバロックからの当然のルートというと、バッハの無伴奏チェロでカザルスを聴いて、カザルスが世にだしたとも言えるボッケリーニにたどりついたとも言えます。ボッケリーニのチェロ協奏曲変ロ長調G482第1楽章アレグロモデラートを聴くときは背筋を正します。カザルス盤の試聴サイトは見つからないんですが、これ是非聞いて下さい。チェリストのStéphane Tétreaultは、録画touji82007年)なんと13歳:http://www.youtube.com/watch?v=cJhIX5M8lyI
これ聴くと、かなりロッシーニに影響与えているんじゃないかと思います。オペラよりもロッシーニの室内楽聴くとそう思います。

それからレスピーギに行き、でヴェルディという感じでしょうか?

イタリアンバロックの旅ってのを開催してくださいと、ある旅行社にお願いしましたが、3人位しか集まらないだおろうから無理と言われました。今、室内楽だと何が流行っているんでしょうかね。

実は今日も、同じ東フィルでストラヴィンスキーのバレエ曲「プルチネルラ」をやるので行きたいんですが、仕事で無理そう。これ、バレエは見たことないんですけど、音楽が大好きです。

と言うわけで室内楽を聴きたいなぁと思っていた時に、タイミング良く素晴らしいヴィヴァルディを聴くことができました。
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