プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ABTのレジェンド”ジュリー・ケント”

今週はバレエが2つ。アメリカン・バレエ・シアターです。2年ぶりくらいかも。

今日のガラのお目当てはオーシポワ&ワシリーエフのドン・キホーテのパドドウ(ウの小文字が出ない...)だったのですが、ワシリーエフが怪我で降板のために、オーシポワのソロ(マノンから)になってしまいました。これは、残念。しかし、なにもこんなに地味な演目にしなくてもいいのに。パトリシア・プティポンがイゾルデを歌うような感じでした。やはり、フェッテを見たかった。追っかけですから。

その分、というか十二分にマイナスを埋めて余りあったのは、ジュリー・ケントとロベルト・ボッレの椿姫、黒のパ・ド・ド・ウ(ウの小文字が出ない。現在、愛用のMacBookAirが入院中)。これはすごかった。もともとはオネーギンを踊るはずが、こんなすごいのを踊ってくれました。ジュリー・ケントももう最後かなーと思って「見納め」のつもりでしたが、とんでもない!この3幕のほうはギエム、デュポン、ルテステュとか色々見てますが、今日のはすごかった。背筋に来ました。気品と尊厳と存在感。ともすれば、構築的なだけでルービックキューブを廻すようになってしまうノイマイヤーの振り付けを、あくまで人間の感情で演じきりました。最後は涙が出てきました。ボッレもすごい。すごい。

ルグリとデュポンのルパルクのパ・ド・ド・ウに匹敵する満足感。今日はこれでもう充分。ABTに拍手!

しかし、女性のダンサーにはマーフィー、ヘレーラなどの古株、あとから来たヴィシニョーワなどベテランが多いんですが、男性は若いですねー。シムキンくらいしか名前がわかりませんでした。ホセ・カレーにょはどうしたんでしょう。彼のいないABTなんて、ジータのいないヤンキースみたい。フリオ・ボッカはとうに引退していますけど、ケントだってギエムに近い歳では?

あさってのヴィシニョーワのマノン、これも久しぶりです。全盛期のマラーホフと踊ったのをMETで見てから10年近くたちます。さてどうでしょうか?
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