プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

プラハ国立”魔笛”

2008-01-14 21:07

新春第2弾のオペラは”魔笛”。初めてです。「夜の女王のアリア」はグルヴェローヴァなどでも何度も聞いているし、この前買ったナタリー・デセイのDVDでもその場面は見てたけど、全幕ものははじめて。2幕だから2時間半くらいで、短い。最近長いのが多かったので、このくらいだと楽です。

プラハ国立は11月の「椿姫」も見たけれど、けっこう層が厚い。今回も若いソプラノ(25-6歳ではないか?)のパミーナを演じた マリエ・ファイトヴァーは気に入りました。表現力はまだまだ、だけど、声の素質がいいのと、かなり練習しているようで、安心して聞けました。

しかし、王子のタミーノを演じたアレシュ・ブリツェインは、声が大きいだけで抑揚に欠け、ちょっといただけませんでした。たザラストロ役のバスもモゴモゴして入れ歯の調子が悪いのかと.....

どうもバスはライブで聞いて良いと思うことが少ないです。ライブで出てくる割合が少ないことと、DVDで80年代にパヴァロッティと一緒にリゴレットと伯爵とモンテローネ伯爵の両方を一人でを演じたイングヴァール・ヴィクセルとか、エルナーニでドミンゴとミレッラ・フレーニのと共演した(フレーニの旦那さんです)ニコライ・ギャロフとか、一流ばかりを聞いてしまったせいもあると思います。 でも、日本人でも妻屋 秀和のようなすごみのある、素晴らしいバスもますね。あの人の新国立のドン・カルロの宗教裁判長は凄かったです。。バスが悪いと、かなりそのオペラのクオリティにひびきます。とは言うものの、今回の「魔笛」かなり満足。演出がシンプルではあるが、嫌みがなく、新しい東欧のオペラという感じがする。このプラハの2軍、3軍クラスはまったく馬鹿に出来ない。横須賀劇場での”椿姫”にはおよばなかったが、8,000円なら文句無し!!


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