プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

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カラスよ永遠に!

このところ、東京の往復に車の中で聴く音楽がマンネリになってきました。ヴェルディ関係、ボサノバ、ビル・エヴァンス、トッキーニョ、60年代フレンチポップと繰り返しています。。。(ごちゃ混ぜですね)そこでセゴビアのバッハやロボス、ロドリーゴを聴いたらけっこうなごむ。ヒーリングミュージック。セゴビア、意外とたくさんCD持っていました。そうこうして古いCDをいじっていいるうちにカラスのCDが色々とが出てきて、これを久しぶりにかけてみたら、掃除機みたいに引き込まれてしまいました。

7−8年前にはカラスにはまりにはまって、彼女ばかり聴いていた時がありましたが、それではスカラ座の天井桟敷と同じことになってしまうので、カラスをお休みしました。(今気づいたのですが、カラスとスカラと文字替えですね0でも、久しぶりに聴くとこのスーパーソプラノはやっぱり魔力がありますね。何を聴いても「カラスの歌曲」というか「カラス節」になってしまいますし、ベルカントからヴェリズモまで、何でも歌うのでどれをベストにしていいんだかわからないのですが、僕個人として好きなのはどちらかと言うとフランスもの。カルメン(これはスタジオ録音ものしかないです)、マノン、あとはマイヤベーアとかグルックとか。。マイヤーベーアという歌手は、彼女の”ディノーラ”を聴いて初めて知りました。そしてカルメンのセギリーディアや、ロッシーニのセヴィリアの理髪師の”Una Voce Poco Fa(通称ウナポコ)”など、メゾっぽい曲はぞくっと来ます。凄みがあります。

ヴェルディのほうは、トラヴィアータから入りましたが、彼女の強い声はヴィオレッタらしくないですね。でも、あのジュリーニとのアルバムは素晴らしい。ただし、アルフレードについては、やはりジュリーニ盤のジュゼッペステファノよりも、リスボンでのクラウスのほうが良いと思うので、序曲はジュリーニ、それからあとはギオーネ盤にしてiPodに入れています。EMIのリスボンでのギオーネ指揮の1958盤のトラヴィアータの音が良くない? そうですね、けっこうひどいです。ところが同じサンカルロ歌劇場の公演にもうひとつ録音があるという噂がずっとあり、5年ほど前にこれがPearlという、いわば海賊版で出ました。この音が素晴らしく良い。今は日本では買えませんが、USのAMAZONで買えます。30ドル! 送料入れても安いと思います。
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こういうのが旧盤のおもしろいところですね。

でも、カラスのヴェルディでは、マクベス夫人が一番凄いのではと思います。今日は車でこれを聴いていて道を間違えてしまいました。

でもって、カラスをちょっと聴き出すと、やはり久しぶりに古き良き歌手達を聴きたくなります。まずはカラスの仇敵(と思ったが、ミレッラ・フレーニによると仲が良かったということ)テバルディ。ヴィオレッタは彼女のほうがすんなり聴けます。メゾでシミオナート。それと、普段はあまりワーグナー聴かないですが、キルステン・フラッグスタード。最高のイゾルデです。ワルフラウト・マイヤーもすごかったですが、やっぱりフラッグスタードだな。バイロイトで聴いたら感激したでしょうね。彼女はローエングリン、タンホイザーもいいです。R.ストラウスも歌っていますが、そこになるとシュワルツコップのほうが、花がある、かわいらしい。こちらに軍配!

こういう古い歌手のアルバムにしがみついているわけではなく、結局新しい歌手に行くのですが(でないとライブで聴けないですしね)、でもいつでもベンチマークみたいにこういう歌手、特にカラスは頭のどこかにいつもしまってあります。

男声のほうは、そんなに昔の人に思い入れがあるわけでもないんです。アルフレードには合わないのだけど、マントヴァ公とかカラバドッシにはジュゼッペ・ステファノいいです。好きです。彼はイタリア民謡も素晴らしいですね。

あとは指揮者ですが、そんなことをしていると半年くらい亡霊の世界にはまるので気をつけないと。。でも、今週だけは、旧盤アワーです。(って言うと、”トスカニーニアワー”が出てくるんだよなぁ!)


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