プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

キャンセル相次ぐカウフマン

今(日本時間3月8日午後12時半)から数時間前に、NYのメトロポリタン劇場で行われた歌劇”カルメン”のドン・ホセ役のヨナス・カウフマンは「病気のため」降板。代役として、ユン・ホン・リーが歌ったそうです。まあ、4日の公演を既にドタキャンしていたので、お客様もこの日の降板は知っていたようで、切符を売る人がたくさん開演前のMETあたりにいたそうです。もちろん安値になっていたことでしょうね。

ユン・ホン・リーの出来については伝わってきませんが、カルメンを得意とするエリーナ・ガランチャは素晴らしかったそうですし、ミカエラのアイリーン・ペレスも良かったそうです。個人的に、先月のROHのシェニエのカウフマンを聴いてから、アンチカウフマンからファンに転じた僕としては、彼にはドン・ホセのようなフランスオペラは声としても合わないし、直情的というか、ややアホっぽい(失礼 for a bad word)役は合わないと思うので、ユン・ホン・リーが良い歌唱を聴かせたのであれば、それで良かったと思います。

カウフマンには、ワーグナー以外のラテン物であれば、シェニエとかウェルテルのような”悩めるインテリ”をやって欲しい。本人、ヴェリズモを色々やりたいそうですが、”カヴァレリア・ルスカティーナ”のトゥリッドゥなどは合わないと思うんですよね。そのせいか、スカラ座の6月のこの演目への出演もキャンセルしたそうです。

詳しくは、いつも敬意をもって拝見しているKEYAKIさんのブログをご参照下さい。

彼の場合は、スケジュール入れ過ぎなんですね。これは後からキャンセルすることを前提に入れているとしか思えず、その面ではファンを馬鹿にしていると思います。6月の日本ツァーもまだ50/50くらいじゃないでしょうか?

ただ、ファンになった僕としては、彼は歌が上手い!演技も情感の込め方も一級!と思います。同じビジュアル系でも、ネトレプコとはだいぶ違うと思います。ネトレプコで聴きたいなぁと思うものはすぐには浮かんできませんが、カウフマンだと、トリスタン!とすぐに思います。日本ツァーが実現すればドイツの歌曲も聴けますね。

カウフマンのアンドレア・シェニエのアリア「ある日、青い空を眺めて」です。すごいです。どうぞ。

前にも話したかもしれませんが、僕は2回カウフマンを生で聴いていて、最初はスカラ座でのトラヴィアータ、アルフレードでした。全然パッとしませんでした。彼にはワーグナーやロシア物を中心に、ラテン系は選んでやってほしいなぁと思います。アイーダのラダメスも吹き込んだようですが、どうかなぁ。。

この週末、「後宮からの逃走」結局、仕事が詰まってしまって行けませんでした。あれ、序曲だけとは言いませんが、序曲大好きなんです。

ファビオ・ルイージとウィーンフィルの序曲です。どうぞ!
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