プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

”ジゼル” ザハロワ & ボッレ

 ゆうぽうとでの東京バレエ団公演 “ジゼル”見て来ました。スヴェトラーナ・ザハロワとロベルト・ボッレという二人のチョー美しいダンサー目当てでしたが、良い席が取れずに、2階の後ろの端っこという席。ところが、いつも平土間で見ていて、時々ダンサーの足が前の人の頭に隠れてしまうのに、この2階席、舞台は遠いですが、かなり急な勾配のため全体がよく見えます。とても良い!しかも安い!これから、ゆうぽうとはこの席かな?

 この“ジゼル”は、フェッテやコーダ、ジャンプなどの超絶テクニックはないのですが、僕の目は、前半では村の娘“ジゼル”として可愛いらしさを振りまき、後半で精霊になってからは、妖気と気品を醸し出しながら、正確な“静”の演技で場を制するザハロワに釘付けでした。東京バレエ団の群舞の正確さもすごいものでした。ボッレはロシア人のザハロワとは違い、彫りの深い顔立ちの王子で、このコンビネーションもよろしい。二人とも手足が長いので舞台で映えますね。

 なんて、月並みなことしか言えなくてすみません。今回のジゼル、予習、復習無し、プログラムも買わなかったので、こんなコメントで失礼。今年に入ってから、ほぼ毎土日にオペラに行っていたので、ちょっと、ゆっくりとバレエに浸かりたいという意味もあったのです。

 その意味では、東京シティフィルの音楽、もう少しスムースな美しさが欲しかったです。これは会場の音響のせいもあるのかなぁ。指揮者のオブジャニコフとの練習がやや足りなかったのでしょうか? 新国立で、昨シーズンまでバレエ監督だったディビッド・ビントレーが重用したポール・マーフィーの音楽作りは美しかったです。

 今年は世界バレエの年ですね。申込み書が来たので、早速ファックスしました。デュポンの最後の公式の公演になりますし、楽しみです。ただ、上野水香さんが出なくなって、ついに日本のダンサーがいなくなりました。新国立劇場の米沢唯さんあたりを入れればいいのになぁと思うんですが、今迄の経緯からは難しいのでしょうか。

次の観劇は、4月の新国立の「運命の力」です。4月は、鈴木良雄さんのJAZZセッションとポール・マッカートニー、そして藤原のトラヴィアータ、運が良ければ、バッティストーニの「アルルの女」と、なんか多種多彩な月になりそうです。

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