プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

プラシド・ドミンゴ、MET エルナーニ急遽降板を救ったのは?

4月4日土曜日のマチネ、METでのヴェルディのオペラ "エルナーニ”の開幕30分前に、ドン・カルロ役のプラシド・ドミンゴの体調が悪くなり、息子のアルヴァーロ(運命の力みたいですね)が、「」この役を出来るだろうと思われる、ルカ・サルシの携帯に電話をしました。

ルカは、ちょうどその日の夜の部の"ランメルモールのルチア”でエンリコを歌う予定で、その前に奥さんとNYのブロードウェイを歩いていたそうです。しかし、この電話で急遽METへ。彼いわく”Just go and sing"という事態に。ルカは2013年、12月にローマ歌劇場でこの役を歌ってからは、ドン・カルロを演じていなかったのです。それでも、「一度、マエストロ・ムーティとオペラをやれば、そのスコアはとても良く覚えているものだよ」と言って、無事にエルナーニの公演をつとめたとのこと。

しかし、カヴァーはいなかったんですかね??

で、もって、ルカはこの後エンリーコも歌って、ダブルヘッダーでした。40歳と若いので、エネルギーがありますね。

http://www.usnews.com/news/entertainment/articles/2015/04/05/with-placido-domingo-ill-luca-salsi-sings-met-doubleheader

ルチアのほうも、エドガルド役のジョセフ・カレヤが1日の公演を、病気のために降板するなど、けっこう事故続きの今月。

しかし、ドミンゴも、もう74歳、今年のザルツブルグの夏の音楽祭でもエルナーニに出演しますが、そろそろ、年齢のリスクが出て来ましたね。同年代(73歳)のレオ・ヌッチはまだまだそのリスクは低そうですが、75歳を超えると、ビジネスでも芸術でも、一発勝負のイベントは厳しくなってきます。

しかし、ドミンゴは昨年のLAオペラでのタイスを聴いた限り、声は素晴らしい。今年は9月のLAオペラで、ジャンニ・スキッキ(ちょっと歌が少ないが)でも聴きに行こうかなぁ。

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