プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

アイーダ at 新国立

2008-03-11 12:44

もう新国立劇場じゃなくて、オペラパレスと名前が変わったのだけど、どうも呼びにくいです。

なんとかインターフェロンの副作用でフラフラしながらも4時間にわたる、若杉新監督のオペラパレス2008シーズン初演の"アイーダ"見てきました。プラチナチケットになっていたそうです。
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いや、新国立ってすごい装置持ってるんだ、とそのハード性能のすごさをはじめてすべて見たような気がします。ゼッフェレリ演出の、大道具や回り舞台、4幕目の二重舞台など、短い時間であっという間に舞台風景が変わってしまい、豪華さに手抜きがない、昨年のミラノスカラ座の椿姫のリリアーナ・カヴァーニも元々はゼッフェレリの弟子だそうで、2001年のフィレンツェオペラのトゥーラン・ドットも同様のゼッフェレリ演出。それも大道具、小道具、衣装にお金掛かってます。とにかく、今回もまずは大道具に拍手。(昔はイタリアでは、最後に大道具係を舞台上に出してブラボーすることもあったとか)

歌手も最近の新国立としては、とても良かったと思います。特にアモナズロ役(アイーダの父)のバリトンの堀内 康雄、素晴らしかったです。先週、イタリアの往年の名テノールでヴェルディを良く歌った、僕の好きな、ジュゼッペ・ディ・ステファノが86歳で亡くなりましたが、彼やカラスのいわゆるヴェルディ節を、そのままうけういだような歌い方でした。イタリアに住んでナブッコなども得意とするようです。聞きたいよぅ...

司祭ランフィス役のアルチュン・コチニアン(最初、ぼけててこれが堀内氏かと思ってしまった)もなかなか良く、去年のキエフのリゴレット、この堀内氏がやって、モンテーロ伯爵をコチニアンがやれば良かったのに、、、など考えつつ、一幕目はいつも眠い。

良くわからなかったのが、指揮とオーケストラで、ベルディの作品の中でもカラヤンとアバドのふたつくらいしか聞いていないので、今日の善し悪しがあまりわからなかったです。どちらかというとネガティブな印象で、やや漫然ととメリハリなく、指揮者がいるのかいないのかわからないような音のような気がしました。

あ、また長くなっちゃった。来週はオペラパレス中ホールのフィガロの結婚です。先日のナクソスが中ホールでとても良い席だっったので、今回も期待!


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