FC2ブログ

プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

魔法使いの弟子、バッティ

ちょっと前になりますが、1月25日の東フィルの定期公演の感想です。

第122回東京オペラシティ定期シリーズ
指揮:アンドレア・バッティストーニ
デュカス/交響詩『魔法使いの弟子』
ザンドナーイ/『白雪姫』
リムスキー=コルサコフ/交響組曲『シェエラザード』

いやぁ、バッティを堪能したプログラムでした。今回は、童話をテーマにした3つの曲構成。まず、「魔法使いの弟子」は、ディズニーの1940年のアニメーション映画「ファンタジア」で有名です。僕も小学校の低学年の時に、父親に連れられて、鎌倉の由比ヶ浜にあった“文化座(?)”というかまぼこ形の映画館で見た記憶がありますが、音楽の強烈なイメージが今でも脳の深いところに記憶されています。この時の指揮者は、レオポルド・ストコフスキーでした。バッティの指揮も、まさに映画が目の前で上映されているかのような迫力があります。今まで指揮してきた、ファランドールや展覧会の絵とも共通性のある、立体的で彫刻的な音の構成(あるいは攻勢)。息をつく暇も無いという感じです。指揮棒の先から7色の光りが出ているよう。

そして、コルサコフのシェエラザードですが、これはバレエで良く聴いています。もともとはバレエ曲ではありませんが、1910年にミハイル・フォーキンが振り付けたのですね。最近では、去年の世界バレエAプログラムで、アリーナ・コジョカルとヨハン・コボーの鉄板コンビで踊られていますが、その際にオーケストラで演奏されています。しかし、なかなか全曲を聴くことは少なく、今回はその美しいメロディを堪能しました。ヴァイオリンが引っ張る部分が多く、コンサートマスターの三浦章宏さんの出番が多かったのも嬉しかったです。

コルサコフを聴くと、ストラヴィンスキーもバッティで聴きたくなりますね。春の祭典、やってくれないでしょうか?
関連記事
スポンサーサイト



トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://provenzailmar.blog18.fc2.com/tb.php/701-4c6884be
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)