プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

ハーゲン弦楽四重奏団 at 浜離宮朝日ホール

2年ぶりのハーゲン弦楽四重奏団。前回はフィリアホールでラヴェルの弦楽四重奏。今回は、朝日新聞本社内の浜離宮朝日ホールに初めて行きました。トッパンホールや紀尾井ホールに似た感じで、音が過度に響かず、自然で良い音響でした。

このハーゲン弦楽四重奏団、兄弟親戚でやっていて、CDはもっぱらベートーヴェンの四重奏が多いだけど、今回の目当てはドビュッシー。非常に良かったです。彼ら独特のちょっと重い、だけども、楽楽器の音が明確に個性を持って響き合う(これがまた素晴らしい楽器ばかり!、こう言っては失礼だが、楽器の魅力もこの楽団の魅力の3-4割はあります)のが、特に生演奏を聴く価値のある楽団だと思います。(そんなに室内楽団聞いてないけど)

特に第4楽章の最後、短調から長調に転じて終わるドラマ性と少し長く響く第1バイオリン、感動しました。

アンコール2曲あり、その最初が、僕が室内楽では最も好きな"ラヴェル”の第一楽章。チューニングの時に、すぐに「出た!」とわかりました。ただ、入りの部分がやや音が曇っていたのが残念。これ、アンコール曲としては難しいのではないかと思って、多分ピチカードの第2楽章になると思っていたので、もうけた気分。もしやらなかったら、今日、ラヴェル、モーツァルト、ドヴォルザークの曲目でやる公演に行こうかと思っていました。

室内楽、ひさしぶりに行くといいねえ。僕はラヴェル、ドビュッシーの弦楽四重奏大好きですが、なにせフランスには弦楽四重奏はあとフランクのを入れ3つしか作曲されていないそうです。

あとは、ボッケリーニが大好きなので、これからはボッケリーニ(の公演を探そう。でも、このイタリア人のバロック作曲家、同時代のモーツァルト、ハイドンに隠れてしまって、30年の短い生涯の中でずいぶんと曲を作った割には演奏されません。カザルスはバッハの無伴奏で有名ですが、彼のベストはボッケリーニのチェロ協奏曲第6番だと、個人的には思ってます。話脱線。。
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