プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

テアトロ ジーリオ ショウワ”夢遊病の娘”

前回、この劇場テアトロ・ジーリオ・ショウワで見た藤原歌劇の"トラヴィアータ”にがっくりしたので、劇場のイメージまでなんか陰鬱な感じになってしまていったが、今日の公演は素晴らしく、いっぺんにイメージ改善!!  特にテノールのエルヴィーノ役の小山陽次郎なかなかのものでした。佐野成宏にもにたヴェルディテノールっぽい艶のある声で、僕の趣味です。

Aミーナの庄司奈緒子も良い出来でしたが、さすが、フィナーレのカデンツァは、やや”いっぱい、いっぱい”という感じだった。これは、難しそうな歌ですね。持っているCDの中でネトレプコが歌っているが、これ、CD録音でも、あまり上手という感じしないくらいですから。。一方テレーザ役のメゾ(?)の吉田郁恵が落ち着いた良い出来で、声が一幕前から非常に安定していて声量もあり、脇役ながら全体を締めていた。この3人で前回のトラヴィアータのアルフレード、タイトルロール、アンニーナをやっていたら良かったのにと思ったりして。。

一番の驚きは、昭和音楽大学のオーケストラと合唱団。非常にレベルが高い。パンフレットに”技術的にはつたないところがあるかもしれないが,,,"とあるが、いやいやとんでもない。先週の仮面舞踏会のソフィア国立歌劇場楽団よりも良いと思いました。舞台がスイスということでホルンが多用されたところ、ちょっと弱い部分もありましたが、弦楽のピチカートなんて、ホント素晴らしい。のだめの、ライジングサンオーケストラかい!!

何より、出演者全員がこの演目への造形を深くし、理解し、充分な練習をつんでいることが、公演のクオリティを上げていました。関西二期会のナクソス島もそんな感じでしたね。最近のオペラ公演後としては、最高に気分が良かったです。今週の2演目、良い選択でしたね。

で、このホール、"百合のホール”という意味。環境も音響もとてもいい。もっといいのはコーヒーがおいしい!!

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今日は早速、このホールの会員になり、10月24日の次ぎの公演の切符取りました。

10月はハーゲン四重奏にはじまって、まだこれから小菅優リサイタル、ジャンニ・スキッキ、修道女アンジェリカ、ローザンヌ歌劇場のカルメン(ドマシェンコは又来なくなったが)とまだまだ忙しい.... ハーディングのクリスマスコンサートも取れました”!
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