プロヴァンスの海と土を少し 湘南人草間文彦

プッチーニ3/2部作

先日、このブログに、「LAオペラで三部作を通して見て、非常に良かった........特にスタンディング・オベーションになったアンジェリカは感動した」、という話書きました。そしたら、日本でも珍しくアンジェリカとジャンニ・スキッキの2つが(だからタイトルのように2/3部作)公演されるとのこと。先日の夢遊病の娘で行ったテアトロ・ジーリオ・ショウワ(和訳すると「昭和百合劇場」)で切符を買って、10月24日の公演にいそいそ行ってきました。

個人的総括:悪くはなかったです。でも先日のこの劇場の後"夢遊病”はその余韻に2-3日浸っていれましたが、今回は帰りの車に乗るやいなや、ジャンニ・スキッキの「私のお父さん(O Mio Babbino Caro)」をカラスとあと二人のソプラノで、JBLのスピーカーを調節してで鳴らしながら帰りました。

 ラウレッタの田中樹里さん、声は悪くないのだけど、なにか体調悪いのか、声にハリがない、歌も先走りっぽく、僕の時計ではO Mio Babbino Caroを1分30秒強で歌ってしまっていました。カラスは、録音によっても違いますが、2分40秒から3分20秒、他に4人くらい計ったことありますが、一番短いのでも、たしか、ルーバ・オルゴソワというのが2分20秒くらい。

 1分半というのは、どっか一小節落としているか(まさか!)、後半をほとんど伸ばしていない歌い方している(たしかにそうだった)しかないわけです。また、他の出演者が、気合いの入った演技をしている中で、演技らしい演技も何もしなかったので、やはり体調がかなり悪かったのではないかという気がします。でなければ何らかの原因でやる気がなかったのか。。正直、がっかりを通り越して、憤り感じました。

修道女アンジェリカは、難しい演目で、なにせ男性は皆無。女声も後半は、ソプラノタイトルロールの一人芝居で、修道院という地味な設定もあり、実力者にはやりがいがあるでしょうが、今回の場合は、間違った日本語を敢えて使うと、"役不足”。歌うのと演技で余裕がなくて、こちらも感動するところまで行きませんでした。「がんばれよー、もう少しで終わりだ!」運動会の応援みたいになってしまっった。。。

良かったのは演出、舞台。シンプルで天に突き刺さるような鋭い塔と、光の塔をたてたアンジェリカの舞台は、非常に洗練されていましたし、ジャンニスキッキは、舞台には見るべきものはありませんでしたが、子供にカーテンを開けさると、フィレンツェの明るい光が入ってくるところなどは良くできていました。親戚一同の演技も、too muchでなくて洗練されていまいした。

オーケストラも締まっていて、良し。ま、ここの劇場の音響は最高です。しかし、このレベルだと、"外套”も聞きたかったですね  
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